南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

北京オリンピック総括

2008-08-28 00:18:19 | Weblog
■井上康生は話が予想以上にうまかった。ただしあの眼の細さではカメラ目線がわからない。

■オグシオを破った中国選手は誰が見たって日本で言うところの「おなべ」でしかありえない。

■柔道の試合で畳上に落ちたものを発見した審判はポケットに入れる。

■柔道の試合中選手が近寄ったら自分で椅子を持ち上げて避難する副審たちは最初から立ってたらいいのに。わざわざ椅子に座る理由が分からない。

■柔道の選手の耳は餃子に見えて仕方ない。

■今回のメダルはどっちが表でどっちが裏なのかはっきりして欲しい。

■シンクロの選手の入場する時の歩き方は異常におかしい。日常の生活であれをやるとちょっと危ない人に見られるかも。

■宇津木元監督は終盤から解説を放棄し、絶叫する久本正美に変身した。

■鳥の巣での表彰式での国旗は異常によくはためく。

■銅メダルを授与される時の柔道の中村美里は外国のオジサンの頬寄せ挨拶を明らかに嫌がっていた。

■開会式でのメキシコの旗手を勤めた女性が今大会のナンバーワン美人である。

■要注意人物扱いされ隔離されたアニマル浜口が少しかわいそうであった。勝利直後浜口京子が抱きついたのはアニマルではなく母だった。

■GG佐藤はたぶん野球は下手。

■土佐礼子も外反母趾ならそう早めに言ってくれれば、あんなにオリンピックに出たがっていたQちゃんを出せてあげたのに。

■柔道の内芝選手が「ひかる!」と子供に呼びかける映像は何回も使われたが、せっかくのいい場面で当のヒカル君はあんなに腹出してくれなくてもよかったのに。

■柔道の鈴木は金メダルは取れなかったが黒縁の眼鏡はやけに目立った。

■フジテレビのオリンピック担当の渡辺カズが出るとオリンピックのことより別の意識で彼を見てしまう。本人は頑張ってレポートしてるんだろうけど視聴者感情はそうはいかない。何でこの時期にカズ?

■中国は花火の使いすぎ。


健康補助食品について

2008-08-25 22:24:35 | Weblog
世の中にはたくさんの健康補助食品が氾濫している。
横文字で言えばサプリメントなどといって、食事では補いきれない栄養やビタミンを手軽に取る方法として重宝がられている。
特に女性にとっては一発殺し文句のダイエットを売りにしているサプリは山のようにある。
ご飯はほとんど食べずに、3度の食事は全てサプリでという女性も少なくない。
深夜のBS放送なんか見ているとそのほとんどが通販商品の番組であるが、その中でも健康補助食品は頻繁に出てくる。
足腰が痛くなるお年寄りにはヒアルロンサン、更年期の女性にはローヤルゼリー、健康志向の家族には1人3袋までしか買えないような青汁と様々である。
こういった健康食品はCMを見て買う人もいるが、店頭に並べているだけではなかなか売れないという商品もある。
これらの健康補助食品を最も効率よく販売する方法はMLMが一番である。
いわゆるネットワークというやつであるが、情報的知識レベルの低い人々の間ではいまだにねずみ溝と区別がつけきれないでいる流通形態である。
たぶんそれは不要な在庫を持たせたり、無理な買い込みをさせたり、商品よりも儲かるとか言うお金の問題が優先している会社が多すぎるからなのであろう。
確かに一般市場では1万円で売ってる同じものがネットワークだからということで倍の値段で売られるのはおかしい。
CMがいらない分、逆に半値にするべきである。

そういったネットワーク業界でもそうであるが、健康食品の中でも最近流行ってきつつあるのがジュースと水素だ。
『笑っていいとも』の罰ゲームとしても有名になったのがノニジュース。
このまずそうなジュースのは出所はタヒチである。
そして最近はアマゾンから持ってきたアサイベリージュースが売れ始めているらしい。
一方では郷ひろみが愛用している水素。
健康オタクのHIROMI郷はありとあらゆる健康補助食品を取り入れているが、その彼が少し前に一押しだったのが水素である。
気移りの激しいHIROMI郷のことだから、しばらくしたらまた別の商品を一押しし始めるんだろうね。
水素と名のつく商品の多いこと多いこと。
お金持ちの芸能人だから月に何十万円も健康補助食品にお金をかけられるのだろうが一般庶民はそうはいかない。
健康食品を買い込みすぎて財産つぶしてしまった人だって多くいるのが今の世の中だ。
その点、僕が毎日愛用している無臭ニンニクエキスは無料である。
嘘のような話であるが、そのメーカーは全国の何十万人という愛用者のために無料でこの健康食品を配送し続けている。
しかももう何年も前からである。
こんな有難いことはなく本当に感謝している。
それこそHIROMI郷にも教えてあげたいくらいである。

メタボリックシンドローム、アンチエイジング、活性酸素、血液サラサラ、などなど健康補助食品業界にはこれらの言葉が決まり文句のように飛び交っている。
新しい固有名詞も日々増えてくる。
その中で特に今注目しているのが「アティボネクチン」という耳なれない言葉。
日本中の長生きしている人の体内にはこのアティボネクチンという善玉物質が多いそうである。
世界で今最も注目されているのが「アティボネクチン」でこれが日本人が発見したというのだから凄い。
「アティボネクチン」は外から取り入れることは出来ず、体内で増やすしかない。
それではそれを体内で増やす健康食品はないの?ということになるが、みのもんたや、ためしてガッテンのしのすけも言っていたが、現在のところそれはまだないそうである。
そんな夢のような健康食品が出現すれば凄いことになりそうである。
タヒチやアマゾンではなく日本発というのが気に入った。





オリンピックも明日で終わり

2008-08-23 16:49:35 | Weblog
様々な感動の場面を見てきたオリンピックも明日で終わる。
この2週間あまりにテレビを見て何度泣いたことかしれない。
スポーツ番組のみならず、ワイドショーでもオリンピック特集で、日頃の殺伐とした嫌なニュースを朝っぱらから見せられることもなくただオリンピックに夢中になる事ができた。

注目の星野ジャパンは惜しくもメダルには手が届かなかった。
WBCでは優勝したこともあり、夢よもう一度って期待もあったが、やはりメダルを取りに行くという思いが他の国には及ばなかったのかもしれない。
韓国なんてこれで兵役が免除されるとなれば必死さも違ってくりわけだ。
どうしても比べたくなるのが、今回金メダルを取った女子ソフトボールの選手たちとの迫力の差である。
ソフトボールの試合であんなに感動したことはないというのがおそらく多くの国民の感想である。
上野選手の姿なんて見てたら、たとえ腕が引きちぎれても投げ抜くんじゃないかという気迫が感じられた。
この4年間にかけてきた選手全員の思いが痛いほど伝わってきたものだ。
それだけに勝利の瞬間には大きな感動を与えてくれた。
星野ジャパンの選手も確かに頭を丸めてその意気込みは分かったが、4年間この日のために全てのものを犠牲にして練習に励んできた女子ソフト程のものは感じなかった。
オリンピックが終われば高額な報酬をもらいながらの野球選手にまた戻るだけなのであるから、金メダルの夢が果たせなかったのは残念であるが、同情の気持ちはそこまでもないというのが正直な感想である。
もしも今回の星野ジャパンのメンバーがイチロー、松井、松坂、城島、福留、松井稼、小笠原たちだったりすると結果も変わっていたのかもしれないが、オリンピックはやはりアマチュアのスポーツとしてやる方がいい。
明日はいよいよ男子マラソンがあるが最後の最後に日本人ヒーローが出現することを期待して応援したいと思う。
そして夜には閉会式が行われ感動のフィナーレと続くのだろうが、情報によれば閉会式にはあのベッカムが登場するらしいのだが、開会式のCG花火や口パクの件があっただけにベッカムも実はそっくりさんだったなんてことにはならないで欲しいものだ。

オリンピックスター

2008-08-07 11:58:31 | Weblog
いよいよ明日から北京オリンピックが始まる。
過去オリンピックでは世界に名をとどろかせるようなスーパースターが登場してきた。
今回の北京オリンピックでもそんなスーパースターが誕生するのではないかと期待しているが、金メダル1個取るのだって快挙なのに一人で何個も取ってしまう超人もいる。
僕の記憶の中ではミュンヘンオリンピックの水泳選手マーク・スピッツは忘れることの出来ない存在である。
「水の申し子」とも称されたマーク・スピッツは1人で7個もの金メダルを獲得し世界中にその名前をとどろかせた。
特にあのヒゲがカッコ良くて女性ファンも多かったのだろうが、当時は星条旗をデザインした小さな水着がアメリカーって感じでその強さを物語っていた。
あんな水着で世界新記録を出していたんだから、もしマーク・スピッツが今年話題のレーザーレーサーでも着て泳いだ日にはとんでもない記録が出るにちがいない。
水泳競技は種目が多数あるため複数の金メダルを取ることは可能であるが、他にも陸上競技でもそれは可能である。
ただ短距離も長距離も幅飛びもハンマー投げも棒高飛びもなんて選手はまずいない。
ところがミスター長島監督が「へい!カール」と呼んだことでも有名なカール・ルイスは陸上でもそれをやってのけた。
100メートルだけはベン・ジョンソンといつも間違えてしまいそうなジョン・ベンソンに金メダルは獲られてしまった。
後からは諸事情でカールの元に金メダルはころがり来ることにはなったのであるが。

柔道の谷亮子は前回は「谷でも金」だったが今回は「ママでも金」が有名なコメントになっている。
柔道では体重別で金メダルは獲れるが、日によって体重を変えて複数の階級に出場するっていうのはまず出来ないので、谷選手みたいに田村で獲ったり、谷で獲ったり、ママで獲ったり、ラジバンダリということになる。

オリンピックでメダルを獲ると必ずコメントを残さなければならないが、なんでもないそのコメントがその選手に一生つきまとうこともあるし、その年の流行語大賞にもなりえるし結構重要な問題でもある。
過去、水泳界では「今まで生きてきた中で一番幸せでした」「超気持ちいい」「めっちゃ悔しい」などがあるし、マラソンでも「自分を自分で褒めてあげたい」などが有名である。
今回の北京オリンピックでメダルを獲得する日本選手はどんなコメントを残し、それがどんな流行り方をするのかも楽しみなところだ。
おそらく北島康介あたりはその時を想定して既に考えているはずだ。
先日もテレビで、「お前の力を見せてくれ!」という応援メッセージに対して「ええよ!」とフランチェンばりの茶目っ気をみせてくれる余裕だったし。
金メダル獲るとよくカメラの前でメダルをかじるポーズを獲る選手がいるが、今回は中国ということで、衛生安全上の問題からもむやみにメダルを口にするのはやめといた方がいいかもしれない。
もしかしたら金メダルの裏側には餃子の絵が描かれていたりしてね。


これでいいのだ

2008-08-03 23:17:38 | Weblog
子供の頃は毎週発刊される『少年サンデー』の発売が待ち遠しかった。
中でもおそ松くんに出てくるキャラクターはどれも強烈な個性の集まりで、当時の子供たちは誰もが上手に描けたものだった。
イヤミの「シェー」は一世を風靡し、子供から大人まで全国津々浦々で毎日の様にこのシェーのポーズが繰り広げられた。
あまりの流行のために中にはシェー禁止を打ち出す小学校さえ出た。
今みたいに流行語大賞なんてものがあったら間違いなくグランプリ大賞ものだった。
おそ松くんにはチビ太という悪がきなんだけど憎めない存在がいた。
彼がいつも手にしているおでんは実にうまそうだった。
このおでんは必ず串に△○□がセットになっていたが、このようにセットになっているおでんが欲しくて欲しくてあちこち探したものだったがまず探し出すことは出来なかった。

その後『もーれつア太郎』でも数々の愛されるべきキャラクターが出てきたが、これらの生みの親である赤塚不二夫は僕らにとって神様のような存在であった。
昭和の子供たちにとって赤塚不二夫の功績はとてつもなく大きなもので、もし彼がいなかったら日本の面白文化は全く違ったものになっていたかもしれない。
現に日本のお笑い界をギネス級にかえることになったタモリを芸能界に引き出したのは赤塚不二夫だったということでも証明されている。
ということは赤塚不二夫がいなかったら『笑っていいとも』だって在り得なかったということになる。
赤塚不二夫は同じトキワ荘出身の漫画界の巨匠手塚治とは全く違うタイプの別の神様であると僕は思っている。
昨日永眠した赤塚不二夫ではあるが『もーれつア太郎』のオヤジ×五郎のように天国から戻されて時々は下界に遊びにやってきそうな気がする。
でもその姿はくだらないギャグを心から楽しめる人間にしか見えないことになっている。
寂しいかもしれないが、巨匠いわく「これでいいのだ」