大相撲の大阪場所と入れ替わるように、プロ野球が開幕してスポーツ番組も賑やかになってきた。
今年は、大気汚染が激しく進みギョーザを口にするにはちとばかし覚悟がいる隣国でオリンピックも開催されるわけで、スポーツ番組花盛りの年になりそうである。
そこで登場するのがいろんな選手へのインタビューである。
大相撲の力士のインタビューで聴かれるのが「一番一番大切に」という定番の答えであるが、これは相撲協会から指示されたかのようにどの力士も必ず口にするようになっている。
相撲は他のスポーツと違ってよけいな言葉でインタビューで応えるのは御法度になっている。
間違っても巨人の阿部選手の専売特許というか馬鹿の一丁覚えの「最高です!」なんて雄叫びは上げてはいけない。
「わしは大阪がほんまに大好きやでー!」みたいにガッツポーズ混じりのコメントをたれたりすると本来なら夫婦漫才相方の内舘牧子氏の「もうええわ!」の突っ込みがあってもおかしくはない場面だった。
その昔、取り組みが終わったばかりで荒々しい息づかいで言葉にもならないような力士へのインタビュー時の声を録音したものをラジオの面白下ネタに使っていたのを思い出すが、あれは笑えた。
ラジオだから成せるワザなのであろうが最後の「決まり手はモロ出し」という所は最高だった。
野球選手のインタビューはどのような質問がなされようと必ずまず「そうですね」から始まるようになっている。
野球選手に限らず他のスポーツ選手のほとんどがこの「そんですね」は避けられない言葉になっている。
質問との脈略がつながれば問題はないのだけど、聞いていて今の「そうですね」は何の意味だったん?というのがたまにある。
「あそこの場面では最初からホームランを狙いにいったのですか?」
「そうですね、ホームランは狙ってたわけじゃなかったんですがね。」
普通、ホームラン狙ってなかったら「そうですね」じゃなくて「そうじゃないです」が正しい日本語のはず。
ということは野球選手の「そうですね」にはほとんど意味はなく「えー」とか高橋尚子の専売特許である「あのー」とかのひとつのアクセントととらえるのが正解かもしれない。
インタビュー時の癖といえば、自分のコメントの最後に「ハイ」をつける人がいるが、あれは素人心理学的に考えるならたぶんちょっとした会話の間を嫌う場合に出る言葉じゃないかと思う。
言う必要ないのに言葉の最後に「はい」を付けることで、こんなもんですかねと勝手にインタビューを仕切る態度にも見えることもある。
ヤンキースの松井選手はこの「ハイ」の代わりに必ず口を一の字に固く引き締める仕草を見せるが、今日のニュースで松井選手の父が息子の結婚へのインタビューを受けている口元は松井選手のそれと全く同じだった。
今年もスポーツ選手のいろいろな感動のインタビュー聞かれると思うが、個人的に期待していたのは桑田真澄選手のパイレーツでのインタビューだっただけに、桑田引退のニュースはやはり寂しかった。
その分、風貌的に翁のようになってしまった清原の復活インタビューに期待するしかない。
清原がみごと復活を遂げ、インタビューで「わしはほんまに野球が好きやで!」と大阪弁で雄叫びを上げる分には全く問題はないし、むしろ感動すると思う。
今年は、大気汚染が激しく進みギョーザを口にするにはちとばかし覚悟がいる隣国でオリンピックも開催されるわけで、スポーツ番組花盛りの年になりそうである。
そこで登場するのがいろんな選手へのインタビューである。
大相撲の力士のインタビューで聴かれるのが「一番一番大切に」という定番の答えであるが、これは相撲協会から指示されたかのようにどの力士も必ず口にするようになっている。
相撲は他のスポーツと違ってよけいな言葉でインタビューで応えるのは御法度になっている。
間違っても巨人の阿部選手の専売特許というか馬鹿の一丁覚えの「最高です!」なんて雄叫びは上げてはいけない。
「わしは大阪がほんまに大好きやでー!」みたいにガッツポーズ混じりのコメントをたれたりすると本来なら夫婦漫才相方の内舘牧子氏の「もうええわ!」の突っ込みがあってもおかしくはない場面だった。
その昔、取り組みが終わったばかりで荒々しい息づかいで言葉にもならないような力士へのインタビュー時の声を録音したものをラジオの面白下ネタに使っていたのを思い出すが、あれは笑えた。
ラジオだから成せるワザなのであろうが最後の「決まり手はモロ出し」という所は最高だった。
野球選手のインタビューはどのような質問がなされようと必ずまず「そうですね」から始まるようになっている。
野球選手に限らず他のスポーツ選手のほとんどがこの「そんですね」は避けられない言葉になっている。
質問との脈略がつながれば問題はないのだけど、聞いていて今の「そうですね」は何の意味だったん?というのがたまにある。
「あそこの場面では最初からホームランを狙いにいったのですか?」
「そうですね、ホームランは狙ってたわけじゃなかったんですがね。」
普通、ホームラン狙ってなかったら「そうですね」じゃなくて「そうじゃないです」が正しい日本語のはず。
ということは野球選手の「そうですね」にはほとんど意味はなく「えー」とか高橋尚子の専売特許である「あのー」とかのひとつのアクセントととらえるのが正解かもしれない。
インタビュー時の癖といえば、自分のコメントの最後に「ハイ」をつける人がいるが、あれは素人心理学的に考えるならたぶんちょっとした会話の間を嫌う場合に出る言葉じゃないかと思う。
言う必要ないのに言葉の最後に「はい」を付けることで、こんなもんですかねと勝手にインタビューを仕切る態度にも見えることもある。
ヤンキースの松井選手はこの「ハイ」の代わりに必ず口を一の字に固く引き締める仕草を見せるが、今日のニュースで松井選手の父が息子の結婚へのインタビューを受けている口元は松井選手のそれと全く同じだった。
今年もスポーツ選手のいろいろな感動のインタビュー聞かれると思うが、個人的に期待していたのは桑田真澄選手のパイレーツでのインタビューだっただけに、桑田引退のニュースはやはり寂しかった。
その分、風貌的に翁のようになってしまった清原の復活インタビューに期待するしかない。
清原がみごと復活を遂げ、インタビューで「わしはほんまに野球が好きやで!」と大阪弁で雄叫びを上げる分には全く問題はないし、むしろ感動すると思う。