戦後70年もの長い間、日本は不戦を誓い平和憲法を守り通して来た。
しかし、今その憲法を改悪し、日本を戦争の出来る国へと戻されようとしている。
積極的平和主義などという偽りの正義をかざし、解釈の変更だけで集団的自衛権の行使を容認する事を決めた。
このまま今の独裁者的政権が続けば自衛隊は戦地に派遣され人殺しの軍隊へとなり軍人のみならず相手国の幼い子供たちをも殺害する行為を国の命令で行うことになる。
憲法9条は書き換えられ、やがては徴兵制も復活し日本の若い命が不条理な戦争のために消えゆく運命を辿るのであろうか。
いまならまだ間に合う、今なら止められる。主権者である我々は今こそ声をあげ、多くの人々に呼びかけ日本の平和をそして生命を守らなければならない。
一度戦争が始まってしまえばもう誰にも止めることは出来なくなる。戦争を始めた権力者は戦場に行くことはないし責任も取らない。いつの世も戦争の犠牲になるのは罪もない国民たちなのである。
今年は終戦から70年目という節目の年である。これまでの長い間どれだけ多くの人々が平和を守りぬくために努力を重ねてきたか図り知れない。
その多くの方々の功績が努力が涙がいとも簡単にひとりの政治家により葬り去られていいものだろうか。
我々長崎の人間は唯一の被爆国の人間として核廃絶と恒久平和を訴え続けて来た。核武装も禁じないような今の政権ならば核による戦争も引き起こしかねない。
少なくとも長崎、広島の人間ならば今の憲法を守り抜き、核のない平和を守ることに生命を掛けなければならない。
我々は平和で夢と希望が持てる日本をそして世界を未来に引き継いで行く責任がある。今ならばまだ間に合う、今ならばまだ止められる。祈るだけでは守りきれないところまで来つつあります。一人でも多くの人に呼びかけるためにこの歌を作りました。
『平和の警鐘 HEIWANOKANE』
http://youtu.be/RTBvBQvU1YI