南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

自民党の落ち武者たち

2009-08-31 17:22:26 | Weblog
政権交代が実現した。
選挙前から民主党が大勝することは分かっていたが、最後の最後に何が起こるのかが分からないのが選挙であるから油断はしていなかったがようやくこれで長年続いた悪政が終わる。
予想通り自民党の閣僚級の大物議員や、与党の党首や小泉チルド連はものの見事に落選したが、中には悪運強く当選した議員や比例で地獄の底から舞戻った議員もいる。
任期途中で無責任に政権を放り投げた歴史に残る二人の総理大臣経験者の安倍氏と福田氏が当選したのは理不尽としか言いようがない。
船員や機関士ら乗組員は犠牲になったのに船長経験者である自分たちだけは助かって生き延びて喜んでいる根性は見上げたものだ。
自分らがしでかした無責任政権放り出しがどんだけ自民党にダメージを与えたか分かっているんだろうか。
自らの兵隊を散々殺しておいて「僕たちだけは生き残れてよかったね」なんて抱き合いながら涙ぐむ姿が目に浮かぶ。
違法政治献金を山ほど受けていながら検察の捜査も及ばなかった森元総理や二階氏も悪運強く当選した。
武部氏や中川秀直氏のいわゆる売国奴もしっかり復活当選を果たしているし、町村、与謝野、高市早苗、伊吹文明、野田聖子、小池百合子の悪運強い面々もヌケヌケと国民の期待に反してゾンビの様に生き残っている。
流石に変体山崎拓氏や酔いどれ中川元財務大臣や原爆しょうがないを主義信条とする久間元防衛大臣の当選は天が許さなかったと見える。
しかし、なんと言っても創価学会党の太田代表、冬柴氏、北側氏の党執行部が全員揃って落選したのは見事であった。
政教分離の法則を無視して新興宗教の信者が国会に出入りしたらいけないって戒めなのかもしれない。
ただひとつ残念だったのは神奈川11区の有権者が何を勘違いしたのか、小泉の息子を当選させてしまったことである。
一見新宿のホストにしか見えない風貌で最後は涙まで見せて女性票をもぎ取ったと思う。
世襲議員として小泉純一郎の財産を受け継いだのなら、今後始まるであろう小泉竹中構造改革の後始末の責任も全部引き継ぐ覚悟でいてもらいたい。

明日からは民主党を中心とする連立政権の組閣も始まると思うが、リクエストを言わせてもらうならば、田中真紀子氏を外務大臣、鈴木宗男氏を副大臣になんとかお願いしたいものである。
それからすぐやって欲しいのが日本郵政の西川社長の解雇と森田健作千葉県知事の当選無効もお忘れなく。
それから小沢事件ネガティブキャンペーンに係わった警察、検察への処分、及びマスコミへの処分などなど。
とりわけ田原総一郎なんかは降板が必要かも。






8月30日は悪い奴らを成敗する日

2009-08-26 19:00:07 | Weblog
来るべき8月30日の総選挙では長年悪政を続けてきた自公政権の閣僚級の議員や党首らが落選という国民の審判を下されることになる。
おそらくあの人もあの人もと言われるような顔ぶれが軒並み落選する様はどんなドラマを見ているより面白いはずだ。
国民を不幸に陥れ、弱者を切り捨て続けてきた悪政の数々を反省するどころか、この期に及んで政権を維持したいがためのあさましい民主党批判には国民の大半はあきれ返っている。
こんな奴らに今まで政権を任せて、国民の財産や血税を好きなように無駄使いされていたと思うといたたまれない気持ちでいっぱいである。
30日の投票が終われば政界の大掃除ができるわけである。
中には下野したとはいえ悪運強く議席を確保する腹黒い議員もいるのかもしれないが、大半の議員は大物といえども成敗されることになる。

そしてもうひとつ30日には国民の手によって成敗しなくてはならない奴らがいる。
この日は国民審査といって最高裁裁判官に我々国民がNOを突きつけ、名前の上に×を付けることで辞めさせることができる日でもある。
植草一秀氏のちかん冤罪事件を担当し有罪に導いた近藤 崇晴(こんどう・たかはる)、小泉政権の元で憲法に違反すると知りながらイラク戦争へ自衛隊の派兵を決めた竹内 行夫(たけうち・ゆきお)、国民の誰もが反対している平成の徴兵制度裁判員制度を導入した竹崎 博允(たけさき・ひろのぶ) 、少なくともこれらの裁判官には忘れないように×をつけて日本の世直しに貢献したいと思っている。



落選はしょうがない

2009-08-26 01:27:39 | Weblog
注目の選挙区のひとつである長崎2区。
元防衛大臣の久間章生氏と民主党新人の福田衣里子氏の戦いであるが、久間氏と言えば「原爆しょうがない発言」で長崎県民から総スカンを食い、いまだにその発言後遺症は消えることはない。
「原爆しょうがない発言」に対する謝罪はいまだに聞いたことはないし、街頭演説では自分のようなべテランじゃないと他の人間では務まらないと力説する。
確かに福田氏は政治家としてはずぶの素人だろうし未知数なところはある。
しかし、少なくとも「原爆がしょうがない」などという主義信条は持っていない。
久間氏はこれまでの選挙では地元に帰ってきたことなどなかった。
ところが今回の選挙では本人も内心は無理なことは十分分かっているのか、最後の思い出作りなのか挨拶回りに精を出している。
久間氏がどんなにもがいても原爆をしょうがないと考える人間が長崎県で当選することなど天が許さない。
64年前の夏、一瞬にして原爆の犠牲になった7万人以上の人々、そして今でもその後遺症に苦しむ人々に対して申し訳がない。
今年の原爆祈念式典に久間氏は出席していたが、式典参列者は口々に「選挙目当て?」という言葉を口にしていたのが印象的だった。
久間氏の親分である麻生総理も核武装推進派であり、だいたいからしてそんな考えなら祈念式典には参列しなくてよかったのに。

元防衛大臣といえど選挙に落ちたらただの人。
あと5日もすればただのジイサンになるんだから、その時は原爆がしょうがないとでも何とでも好きなだけ言えばいい。
しかし、必ず言われる「落選はしょうがない」





あと一週間で悪政が終わる

2009-08-23 21:31:32 | Weblog
巷では30日の総選挙のため国会議員候補の先生方が残暑厳しい中をかけずり回っている。
テレビ番組でも各党の党首が一同に顔を揃えて熱く語っていた。
長年に渡って政権を維持し、好き放題悪政を続けてきた政権与党の代表はやたらと「全力で」という言葉を使いまくる。
何でもかんでも「全力で」と付ければ誠意とやる気が伝わるとでも思っているんだったらちゃんちゃらおかしい。
日ごろから全力で仕事していない人間に限って「全力で」なんて言葉を使う。
今朝の政治番組でも売国奴の旗振りみたいな司会者に誘導されて、悪政の片棒担ぎながらその反省の微塵もない太った代表はやたらと「全力で」を口にする始末。
どうしてもその言葉を口にしたいなら「全力で反省する」くらい語って欲しい。
郵政民営化をすれば世の中が良くなるって嘘ついてごめんなさいからはじめるべきじゃないんだろうか。
「障害者自立支援法」、「後期高齢者医療制度」、生活保護家庭への「老齢加算」や「母子加算」、これらの弱者切捨て政策をやらかしておきながら「全力で生活を守る」はないでしょう。
国民が幸せになると断言した郵政民営化を強引に推し進め、その結果国の借金は倍に膨れ上がり、次の世代を担う子供たちにどっさりとのしかけてしまった。
4年前に掲げた公約が果たせなかったのはたいしたことじゃないと逃げるし、公約通り果たした郵政民営化で国民を不幸に陥れてしまった。
今朝の番組には任期途中に政権を無責任に突然投げ出して辞めてしまった歴史に残るお二人の総理経験者にも麻生総理の横に並んで出演してもらい、自らの逃亡経験をもとに全力で責任力とは何かを熱く語って欲しかった。
特に一世を風靡したあの言葉「私はあなたとは違うんです」が出たら拍手喝さいものだったかもしれない。

あと1週間で国民を苦しませ続けてきた悪政が終わる。
政権を担ってきたお二人の代表は下野することになるが、どうか選挙期間中叫び続けてきた気持ちを忘れずに国民のためにこれからも頑張って仕事をして欲しいと願っている。それこそ「全力で」







平和式典参加で票稼ぎ

2009-08-06 22:54:17 | Weblog
今日は広島原爆の日。
被爆から64回目を迎える記念式典に現職の総理大臣として麻生タロウが出席した。
スピーチの中では「核廃絶」をうたう原稿を例によって棒読みしていた。
もちろん何の誠意も感じない心ここに在らずと言わんばかりのスピーチであった。
自分じゃどんな内容の文章を読み上げたのかさえ、たぶん覚えちゃいないと思う。
式典から数時間後には、それこそ舌の根も乾かない内に記者会見で述べたのが「核の傘の容認」である。
数時間前に式典で述べたことは全くの嘘っぱちであったことを自ら白状してしまった。
これには広島長崎の平和団体の人たちのみならず全県民があきれ返った。
このような人物が総理大臣をしているという今の日本を憂うしかない。
もともと麻生タロウは核武装推進派を宣言している政治家であるわけで、こんな考えの総理は原爆平和式典に参加するべきではない。
本人も本音は出たくないはずだが、政権交代がかかる選挙での自民党の票稼ぎには一番美味しい露出の場であることは本人も分っている。
しかも何年間もほったらかしにしていた原爆症訴訟に対して原告団全員を救済することを決定し、どうだいこれほどのお土産はないだろうと言わんばかりの下心みえみえの票稼ぎに精を出した。
原爆症訴訟原告団や救済を願って何年も戦ってきた方々にとっては本当に喜ばしいことであるが、政権交代を阻止し、総理のイスに是が非でもしがみ付きたい麻生タロウはもう何でもやるつもりらしい。
9日の長崎原爆記念式典にも出席が予定されているが、長崎市民の本音は核武装推進派の麻生タロウには出席して欲しくない。
選挙の票稼ぎのために心にもないスピーチなど垂れて欲しくないのである。
しかも長崎2区から立候補予定の「原爆はしょうがない」を主義信条とする元防衛大臣の久間氏を応援するためにも長崎に入る予定なのだ。
「原爆しょうがない」の久間候補を同志として応援するのは勝手だけど、長崎の平和記念式典はどうかスルーして帰ってもらいたいくらいだ。
原爆犠牲者の遺族、及びいまだに原爆症の後遺症に苦しんでいる方々の気持ちを考えるなら、自民党のマニフェストに「憲法改正の実現」を書き込んだばかりの自民党総裁が式典を票稼ぎの場に利用することは許し難いことである。
http://www.nhk.or.jp/nagasaki/lnews/02.html



無責任放り出し政権の責任力

2009-08-02 19:46:03 | Weblog
つい先日まで「麻生降ろし」の大合唱で、こんな無能な総理では選挙は戦えないと多くの自民党議員から抹殺コールまで起こった麻生総理が、街頭演説しながら「責任力」を叫んでいる。
おまけに民主党のマニフェストに対して、馬鹿のひとつ覚えのように「財源が無責任」を叫び続ける。
自民党のマニフェストが民主党よりもいかに優れているかを腐れきったマスコミ報道番組の力まで利用して訴えている。
テレビでも新聞でも今回の選挙は「マニフェスト選挙」みたいに、有権者はそれぞれのマニフェストをよく読んで支持政党を決めることを推奨している。
しかし、多くのまともな物事の道理の分る国民にしてみればマニフェストなんて本当はどうでもいいのである。

☆この4年間で自民党が政権政党として国民を幸せにする政治をしてきた。
☆歴代の総理は責任を全うし最後まで国民のために尽くしてきてその結果誰もが満足の行く世の中になったと感じている。
☆毎日100人以上の自殺者が出る世の中は仕方がないことで政府には何の責任もない。
☆無駄使いを垂れ流し、そのために国債をジャバジャバ発行しその付けを国民になすりつけたのは素晴らしい政権だ。
☆国民の財産であるかんぽの宿はオリックスに二束三文で密約通り売り飛ばせば良かった。
あげればきりがないのでここらで止めておくが、上記の項目に賛成であり、とにかく今までの政権のままでしかも、「麻生降ろし」なんて遠い過去の話として、次期総理も麻生太郎に任せたいと思う人は自民党に投票すればいいし、これまでの政治を変えて日本を変える努力をしてもらいたいと思う人は政権交代する党に投票するだけの話である。
しかも多くの国民の気持ちはもう既に決まっている。
30日の投票日までは国民の意識をコントロールするためにマスゴミが総力を挙げて偏見的な見るに耐えない番組を放送しまくるはずだが、もはやそうした低俗なやり口ではまともな国民の意識はぶれはしない。
インターネットを通して正しい情報が植草一秀氏はじめ多くの方々から発信されているし、それらの情報は多くの国民に共有され日々その輪が日本中に拡大しているのが現状だ。
僕らみたいな全国のブロガーも日本を変えるために、1人1人が坂本龍馬になってつもりで発信している。

誠実な男がある女性に向かって「幸せにします」とただ一言心から求婚した。
その女性に別の詐欺師の男も求婚した。
その詐欺男は誠実な男性の言葉には何の裏付けもなく無責任な宣言だと批判し、自分は何をしてあげる、これもしてあげると数々の素晴らしい約束事を羅列し、誠実な男性からの気をそらせようと必死に訴える。
過去には同じ手口で何人もの女性を騙してきた前科がありながら、極め付けに「責任力」を自慢し始める。
今の麻生タロウはこれと同じだ。
どんなりっぱな事を公約したってそれこそ「あっ、そう」って感じである。
だから毎日のように偏見報道番組で繰り広げるマニフェスト比較なんて意味がないのである。
自民党のマニフェストの内容の方が素晴らしいから政権交代はやっぱりしない方がいいなんて考えを変える人がいたら会ってみたい。







梅雨まだ明けやらぬ夏

2009-08-01 23:40:11 | Weblog
今日から8月というのにまだ梅雨明け宣言がない。
このまま梅雨が明けないで今年の夏は進んでゆくのだろうか。
あまりにも暑いのも大変だけど、一応夏なんだから夏っぽい天気になってもらわないとなんかしっくりこない。
先日は長崎港のみなと祭りで大きな花火大会もあったし、今夜はうちの近所でも夏祭りが行われた。
もしかしたらこのまま梅雨が明けないまま、精霊流しまで迎えてしまうんじゃないかとそんな気もしてる。
久しぶりに自分で作った曲『心の夏』をギター弾きながら口ずさんでみたが、子供の頃に感じていた夏は本当に毎日が輝いていた。
そこで・・・『心の夏』

心の奥に残る
遠い夏の思い出は
セピア色に今はあせた大きな向日葵
夕立 雲の切れ間から青い空がのぞく頃
麦藁帽子と蝉の声 駆け出す僕がいた。



井戸に冷えたスイカ
ほおばる笑い声
軒の下で風に揺れてる涼しげな風鈴
浜辺のざわめく声にいつも夏を感じていた
潮の香りと水平線 追い駆けた影法師


浴衣に下駄の音
金魚すくいの店先で
夜空光る打ち上げ花火を見上げた夏祭り
絵日記 ページをめくり過ぎた夏を想う頃
蚊帳で寝ていた楽しさをふいに思い出す。


夕立 雲の切れ間から青い空がのぞく頃
麦藁帽子と蝉の声 駆け出す僕がいた 心の夏の中。