UROKOGUMO
見上げた空に続いている
故郷の空を思えば
秋風にたなびく黄金色の大地と川のせせらぎ
帰れない日々の悔しさを
誰もが忍んで生きている
会えない時がこのまま続いても心はいつでも
あの頃のまま君を忘れずに
離れ離れの距離が遠くても
この空の向こう繋がってる僕らはいつでも
瞳の奥で涙こぼれても
決して気づかれない様に
口笛吹きながら見上げた紅いうろこ雲
失くした時間は戻らない
傷ついた心も癒えぬまま
忘れ去られる悲しみ抱いて君はつぶやく
もう一度だけあの日の笑顔で
暮らせる時が来るなら
寂しさも悲しみも全てを乗り越える
風に吹かれて
瞳閉じれば
聞こえてくるのは
昔母の背中で聴いていたあの歌
忘れはしない時が流れても
固い絆で結ばれた
僕らの思いを乗せた紅いうろこ雲
同じ空へ続いてる