大臣のお仕事

市川海老蔵と小林麻央の結婚披露宴に前原誠司大臣が出席していた。
しかもどっかののぼせモンみたいに紋付袴スタイル。
この人よっぽど芸能界とか華やかな場所が好きらしくて満面の笑みを浮かべてカメラの前を歩いていた。
別に前原氏が誰の結婚式に出ようが全くの自由で好きにやってくれという感じだ。
しかし、この日は民主党の両院総会が行われて政権交代からの重要な総括が行われていた。
しかも大臣として民主党政権の中核にいる大臣が自分の身内でもない人間の披露宴にしゃしゃり出るために何のためらいもなく総会を欠席した。

「だって招待状もらったのがずいぶん先だったんだもん」
「それに出席に○しちゃったもんだから、それで行かないと嘘ついちゃうことになるし」
「高速道路の無料化や普天間問題なら国民に嘘ついてもゴメンネーで済んじゃうけど、海老蔵チャンたちには嫌われたくないもんね」
「それに芸能界のいろんなスターにも会えるしこんなチャンスめったにないからね」
前原氏の浮かれた表情を見ていたら彼のこういった心のつぶやきが聞こえてくる。

こんな男が総理にしたい政治家の上位に来るんだからあきれてしまう。
偽メール事件で一度は民主党を崩壊の危機に陥れた経験がありながら、何の反省もなく菅亡き後は自分が代表、そして総理大臣へと登りつめようと企んでいるに違いない。
しかしこんな男が日本の総理大臣にでもなってしまった日には日本も終わりである。

披露宴の会場では前原氏が誰と同じテーブルに座っていたか知らないが、もし高額納税者の有名人でも座っていたら彼に言ってやって欲しかった「あんた、こんな場所に来ている場合じゃないんじゃないの？」「国会議員の高い給料は俺たちから絞り取る税金で払ってんのに、大事な仕事無責任にほったらかしといて鏡割りはないだろう」
「ほとんど仕事もないような森元総理や引退して悠々自適の売国奴小泉ならわかるけど、現役大臣のしかも、選挙に大敗して何の責任も取ろうとしない内閣の一員のあんたが来てる場合じゃないだろう！」

総額５億円とも言われる今回の披露宴に出席する場合のご祝儀っていくらぐらいするのだろうか？
少なくても３０万円は包まないといけないかもしれないが、そこは抜け目がない前原氏だから「官房機密費」からしっかり持ち出しているはずだ。
「３０万円くらいでガタガタ言われたくないね、自民党の河村官房長官なんて政権交代が決まったとたん２億５千万円もの官房機密費を持ち逃げしてんだから俺なんてかわいいもんだよ」というつぶやきがまたまた聞こえてくる。
もしかしたら貸衣装みたいな馬鹿丸出しの紋付袴も官房機密費で買ったのだろうか？

低俗過ぎるテレビ番組

政治バラエティー番組の内容がひど過ぎる。
口先だけのどうでもいいような政治家や官房機密費をしっかり貰っときながら自分だけは潔白みたいな顔した評論家が出演して喋るだけならまだしも、お笑いが本職の芸人が頭のいい振りして出演するのは見苦しくてならない。
爆笑の太田光やビートたけしはお笑いの世界ではそれなりのポジションにいてその実力も認めるしお笑い芸人としては嫌いではない。
しかし、何を勘違いしているのか知らないが政治バラエティーでの彼らの発言を聞いていると人間性さえも疑いたくなる。
黙って聞いているとこいつらも官房機密費でももらいながら既得権集団やマスゴミの手下でしかないんだと失望してしまう。
頭がいいことは分かるが根本的な精神が間違っている。
昨日の「むかつく有名人」と題した太田光の番組は背景にある魂胆が露骨に表わされて日本のテレビはもうここまで最悪になってしまつたかと思った。
親の七光りどころか売国奴として日本をめちゃくちゃにした小泉純一郎の息子を何の根拠もなく持ち上げたり、偽装改革を推進する詐欺師みたいな「みんなの党」の渡辺を持ち上げる一方、小沢一郎をどこまでもどこまでも徹底的に潰そうとする異常さは見るに耐えられない。
おまけに小泉や竹中ら売国奴が国民を欺き、やらかそうとしていた郵政民営化を見直す必要はないんじゃないのととんでもない発言をするアイドルタレントまで登場する。
日本を守るために郵政見直し法案を何がなんでも成立させようと孤軍奮闘する亀井静香を罵倒し、ちゃかし、それによってお笑いをとりながらＢ層クラスの国民を洗脳しているのである。
テレビや新聞を鵜呑みにするお目出度い人種の国民はこういった馬鹿番組を見せられていとも簡単に洗脳されて行く。
その証拠に売国奴小泉グループといってもいいような「みんなの党」をいい党だなんてマスコミから簡単に操作されてしまっている。

できるだけ多くのテレビ番組に出演して顔を売りたい気持ちはわかるけど、若手お笑い芸人は極力ああいった別の意味での低俗番組には出ないいことだ。
番組に乗せられて小沢批判をしたり、郵政民営化を肯定したり、みんなの党を褒めたり、検察の正当性を支持したりして番組ウケするコメントをすることで笑いなど取らないことだ。
そしていくらお笑いの地位を確立したからと言ってマスコミの片棒かついで太田光やビートたけしみたいになってしまうとその内自分で自分の首を絞めてしまいかねない。
それに早く気付いて一日も早く手を引いて欲しいものである。
その点、タモリやさんまなんかは偉い。
一切政治バラエティーなどには出ないし、それらしい発言さえもしない。
彼は分をちゃんとわきまえている。
最近少しだけ気になるのが人気番組「笑点」での三遊亭円楽（楽タロウ）の挨拶の時のコメント。
政治ネタで風刺挨拶をし笑いを取るのだが、その内容がどうもＢ層洗脳的コメントなのが気にかかる。
せっかくの「笑点」なんだから政治ネタはやめといた方が良いと思う。
もしかしたら彼も「円楽が総理大臣になったら」みたいな偏見政治バラエティーでもやりたいのかもしれない。

今年の夏も「わたぼうしコンサート」

梅雨が明けたかと思ったら毎日うだる様な暑さ。
ニュースでも流れる言葉は「猛暑」「猛暑」で溢れている。
関東の方では天城越えどころか３９度越えを記録し、そりゃもう真夏日どころの話ではない。
このまま行けば時間の問題で４０度越えなんて簡単に発表されそうだ。
夏という季節は好きな方ではあるが、こう暑くてはたまんないし海に行くのもおっくうになってくる。
この暑い中、今年も「わたぼうしコンサート」の時期がやって来た。
今年は２年ぶりの参加となるが作曲した「あなたと出逢って」という歌を来月長崎市民会館ホールで披露することになった。
現在バンドを編成して練習中であるが、夏が来るたびに召集されてコンサートに出る僕たちのバンドは正に夏限定バンドなのである。
今回もメンバーに会うのも２年ぶり、そしてコンサートが終わると解散となる。
たった１日のたった１曲のためにひと夏を費やして練習し歌を発表するのである。
知的障害者の人たちが書いた心の叫び、思いを歌にして健常者と共に生きて行く社会を作って行こうとする運動はこんな地道なことから始まるのかもしれない。
僕もこのわたぼうしコンサートに参加するようになって知的障害者の方々との交流を持つことが出来た。
ボランティアなんては思ってなくて、逆にこの人たちが書いた詞に励まされたり勇気をもらったり、忘れてしまっていた大事なことを改めて教えてもらうのである。
昔は地元のＮＢＣ長崎放送でコンサートは番組としてテレビでやっていたが、昨今の不況の影響からかテレビではやってもらえなくなった。
まっそれでも今年も会場に来られた方々に感動してもらえるような演奏をバッチリお届けしたいと思っている。
そのためにもこの猛暑の中、練習を重ねて本番に望みたいとメンバー一同頑張っているところである。

この期に及んで続投なんてありえない

予想通り菅民主党は惨敗した。
というか予想するまでもなく参議院選挙で民主党が大敗することはあの時点に直感した。
菅直人が総理就任時の会見で小沢一郎氏に発した「しばらくは黙ってろ」発言。
あれ聞いた瞬間に「あっ、こいつだめだ」と思った。
政権交代の最大の功労者である人物に対してあのような言葉を吐くこと自体が人の道に外れている。
仙石、前原、枝野、野田、北沢、生方、玄葉ら、国民の生活なんてへとも思っていない人間からの発言なら分かるけど、夢にまで見た総理の椅子に座れるからって人間あそこまで落ちちゃだめだよね。
しかも選挙に関しては一番頼らないといけない軍師の小沢一郎氏を排除して、鉄砲さえ握ったことのないような幹事長で勝ち戦ができるはずないことは誰もが感じていたはず。
おまけに官僚にそそのかされての「消費税大増税」の馬鹿丸出し宣言。
人の道に外れたことをやり、戦略も戦術もなく、狂ったことを言い出す人間が代表を務める党を支持するわけないことは子供だってわかりそうなもんだ。

今回の選挙で国民の審判を仰いだはずだ。
国民目線で政治を行い、国民の生活を第一に掲げているのなら今回の民意を真摯に受け止め当日のＮＨＫ大河ドラマ『竜馬伝』の武市半平太の姿を見習ってもらいたい。
昔の菅直人に戻って潔く身を引いて欲しい。
この期に及んで総理を続投するなんて国民をなめきった行為でしかない。
それどころか選挙で落選して国会議員でもなんでもないオバサンを税金の無駄使いまでしながら続投させるのはあきれてしまう。
一度は総理の椅子に座れて短くはあったが最高権力者として「総理！」とも呼んでもらえたんだからもう諦めて欲しい。
昨年の総選挙では小沢一郎の指揮の下、長年悪政を続けてきた自民党からの政権交代を果たしてくれる民主党に期待して我々は一票を投じた。
しかし、マスコミには毒されない類の多くの国民が期待を寄せていた小沢一郎を排除し、当初の政治とはかけ離れたことをやりだしたのは詐欺としか言いようがない。
今思えば菅直人が一番輝いて見えたのはカイワレ大根をテレビカメラの前で食べて見せた頃のように感じる。
権力というものは人間までも変えてしまうんだろね。

詐欺政党と言っても過言じゃないみたい

国民に約束して政権とらせてもらったくせに、「実はあれ全部嘘だった」などと堂々と口にする悪徳民主党。
昨年の選挙ではこんな詐欺政党にまんまと騙されてこの僕も民主党を応援してしまった。
高速道路の無料化、毎月２６０００円の子供手当て、沖縄の基地移転・・・と心にもない公約を掲げ政権さえとってしまえばこっちのもんと今やすき放題の政権民主党。
アメリカに尻尾を振りまくり、官僚主権、大資本癒着と国民が望んでいることと真逆の政治を遂行している。
挙句の果てに「４年間は議論さえしないと約束したはずの消費税を１０％にするとの横暴さはここまできたら独裁政治にしか見えない。
権力の魅力に取り付かれ鬼畜の本性をあらわした菅をはじめ、枝野、仙石、野田、玄葉、前原、岡田の面々の顔をテレビで見ていたら反吐がでそうになる。
特に玄葉という政治家の発言と人相は最悪としかいいようがない。

今まで民主党を応援してきたつもりだが、残念ながら今の民主党には幻滅した。
今回の参議院選挙ではたぶん天罰が下されることだろう。
そもそも小沢一郎なしでは政権交代もあり得なかった話ではある。
岡田や前原の時代に一度は解党の危機を迎えた民主党を救い立て直してくれた功労者小沢一郎、政権交代を実現してくれた大功労者小沢一郎を政権が取れたとたん排除する行為は完全に人の道に反している。
そんな最悪の政治家集団の民主党が今回の参議院選挙で勝つことなんて天が許すわけがない。
しかもこんな今の民主党に日本の将来を任せるわけにはいかないと今まで民主党を信じてきた多くの国民が思っているはずである。
表向きの数字では小沢一郎を排除した菅政権はクリーンで、国民のための政治を行ってくれる誠意ある政権となっているが、それはあくまでマスコミが作り上げた世論である。
今や新聞やテレビで報じられている世論の姿は単なる作り物に過ぎない。
現に小沢一郎は完全潔白であり、彼こそが真の政治家であり、彼の発言が正論であり、今の政権を立て直せるのは小沢一郎しかいないと相当の数の国民が思っている。
そして、菅、枝野、仙石、野田、前原、玄葉の面々こそが排除されるべき政治家だとマスコミの操作に影響されない人間は共通して思っている。
今回の選挙で唯一支持されるのは小沢一郎の教えを組む正しい政治の出来る民主党候補者、国民新党、社民党の候補者だろう。
菅政権に天罰を下し、多くの国民が待望している小沢一郎に日本を救って欲しいものだ。