日本の映画『おくりびと』とアニメ『つみきのいえ』がアカデミー賞をW受賞したニュースは日本中を駆け巡った。
世の中がこんな時だからこそ久々の良いニュースとして感動を生んだ。
先日まではいやという程、アル中大臣の醜態「あの~ぅう、」という映像の繰り返しを見せられ続けてきた国民にとっては何よりの口直しである。
アカデミー賞を受賞したことで『つみきのいえ』のDVDが凄い売れ行きのようであるが確かにいいアニメである。
台詞もなくわずか12分のアニメであるが、物語に完全に引き込まれてしまう。
心から癒されるような音楽(担当近藤研二)の効果もかなりあると思う。
海底から海面までのつみきの家の各階ごとには、家族と過ごしてきた人生の喜びや悲しみがあり、それをひとつひとつ思い出す時の老人の表情がたまらない。
いつもは夕食の時に自分だけのグラスに注ぐワインも、その晩だけは亡き妻のグラスにも注ぎたくなった老人の気持ちを、乾杯したグラスの音が静かに表しているようにも感じた。
今回のアカデミー賞の前評判では作品賞の呼び声が高かった『ベンジャミン・バトン』を観た後の余韻と共通したものがこのアニメにもある。
『ベンジャミン・バトン』では若返ったブラピの顔はCG処理されていてメイクではなかったそうである。
CGを駆使せずアナログ的な作りの『つみきのいえ』はオスカーを獲得した。
やはり本当に人の心を打つものはアナログ的なものなのかもしれない。
アカデミー賞獲得で沸いている日本にはタイミングよくタロウ総理は訪米中で不在であるが、帰国したからといってコメントなんか出して欲しくない気持ちだ。
タロウ総理が語ることで、せっかくの賞の価値も支持率みたいに下がってしまうような気がする。
最悪、受賞した2作品のタイトルを読み間違えることは流石のタロウ総理でもあるまい。
だって2作品とも完璧に「ひらがな」だものね。
世の中がこんな時だからこそ久々の良いニュースとして感動を生んだ。
先日まではいやという程、アル中大臣の醜態「あの~ぅう、」という映像の繰り返しを見せられ続けてきた国民にとっては何よりの口直しである。
アカデミー賞を受賞したことで『つみきのいえ』のDVDが凄い売れ行きのようであるが確かにいいアニメである。
台詞もなくわずか12分のアニメであるが、物語に完全に引き込まれてしまう。
心から癒されるような音楽(担当近藤研二)の効果もかなりあると思う。
海底から海面までのつみきの家の各階ごとには、家族と過ごしてきた人生の喜びや悲しみがあり、それをひとつひとつ思い出す時の老人の表情がたまらない。
いつもは夕食の時に自分だけのグラスに注ぐワインも、その晩だけは亡き妻のグラスにも注ぎたくなった老人の気持ちを、乾杯したグラスの音が静かに表しているようにも感じた。
今回のアカデミー賞の前評判では作品賞の呼び声が高かった『ベンジャミン・バトン』を観た後の余韻と共通したものがこのアニメにもある。
『ベンジャミン・バトン』では若返ったブラピの顔はCG処理されていてメイクではなかったそうである。
CGを駆使せずアナログ的な作りの『つみきのいえ』はオスカーを獲得した。
やはり本当に人の心を打つものはアナログ的なものなのかもしれない。
アカデミー賞獲得で沸いている日本にはタイミングよくタロウ総理は訪米中で不在であるが、帰国したからといってコメントなんか出して欲しくない気持ちだ。
タロウ総理が語ることで、せっかくの賞の価値も支持率みたいに下がってしまうような気がする。
最悪、受賞した2作品のタイトルを読み間違えることは流石のタロウ総理でもあるまい。
だって2作品とも完璧に「ひらがな」だものね。