天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

久住山猪鹿狼(いから)寺

2019年04月02日 | 豊の国
肥後街道から猪鹿狼寺、久住山。



楼門前に仁王像。





肥後街道を挟んで向かいに清正再建の健宮(久住神社中宮)





往古より久住山頂の御池を御神体として姫神を祀り、上宮神池として崇めた久住山社。645年孝徳天皇、第36代天皇(在位:645年- 654年)が彦五瀬命(ひこいつせのみこと)、神号健男霜凝彦神(たけをしもごりひこのかみ)を併祠。
伝教大師804年宇佐八幡参拝後渡唐、812年帰朝の砌、山社お堂に十一面観世音を安置して大和山慈尊院と号しました。
1044年、社は健宮社(現久住神社中宮)、お堂は1186年、巻狩り供養のための久住山猪鹿狼寺として現在の地に。ご本尊は法華経を守護する七面観音。



久住山南壁、大和山慈尊院



ここで身を清めて入山していたとされる山の神湧水。



久住神社上宮、猪鹿狼寺本堂跡のある南壁には観音様のお顔。



南壁の観音様が見つめる阿蘇五岳涅槃。