天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

陽炎

2009年09月02日 | 中島みゆき



渡り鳥になって貴方の気持ちを抱いて飛ぶわ
「どこへ行くの?」かって見たことのない空を見せるわ
想いの終りを夢見て手紙は燃やしたけれど
叶う事のない願いだけが時間を伝って貴方をさらってしまいたい
春の息吹 夏の風 冷たい水面に言葉を浮かべて
涙がひとつさよならひとつ 貴方がいなければただそれが全てだと

傘のない路は冷たいままそっと音を刻んで
頼りない街を誰が愛してくれるのだろう
搖らめく心を無視して記憶は舞い散るけれど
叶う事のない願いだけを指でなぞって貴方をさらってしまいたい
秋の鈴鳴り 冬の吐息 徵かな祈りを両手ですくって
涙がひとつさよならひとつ 貴方がいなければただそれが全てだと

淡い灯火の中で私の瞳は熱さを増す貴方の事が見えるように
痛みを晒して貴方をさらってしまいたい
春の息吹 夏の風 冷たい水面に言葉を浮かべて
涙がひとつ貴方をさらってしまいたい
秋の鈴鳴り 冬の吐息 徵かな祈りを両手ですくって
涙がひとつさよならひとつ 貴方がいなければただそれが全てだと



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