マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

世界には自分そっくりな人が3人・・・

2009年01月12日 | シトロエンの話
広島の人からこんな指摘を受けました。
"シトロエンのCマークがカープのマークと一緒なんだけど・・"

確かに


マイノリティの雄である両者のうち、
使い始めたのはどちらが先かというと・・カープですね。
広島カープのCマークは1973年に使い始めたそうなのですが、
それまで使っていたHマークの方が実は今でもオフィシャルマークなんだそうで
確かに入団会見とかの後ろに貼られている旗にもHのマークが付いています。

ちなみに当時のシトロエンは2CV、ディアーヌ、メアリ、H、AMI、GS、DS、SMというラインナップ。
車には例のチョコレートプレートみたいなバッジが付いています。
広島のCマーク作者が後にシトロエンのCマークを作った・・・
という記述は見当たりませんでした。
やっぱりある一定以上の調べ物には本とか行動力が要りそうですね。
30年近く離れた物に相関関係は無いと考えるのが妥当だと思います。

ちなみにC42は違うマークです。

翻ってシトロエンの広島風Cマークですが、先代C5と一緒にデビューしました。
以降、Cシリーズが始まっていく訳ですが、ポイントが2つあります。
1つ目は向かって左側のCITROENのCまで広島風Cになっているという事。
なので現行ラインナップで唯一Cが付かないベルリンゴにも広島風Cが付いています。
2つ目は印刷物だったり旗だったりに使う、いわゆるコーポーレートロゴは
今まで通りに視力検査のマークに近い物が使われていて、
コンセプトカーでCが付く場合もこちらを使う場合が多い様です。

・・・という事は、件のCマーク、どちらも本命ではないという事ですね。
何だかちょっと哀愁が漂う結果になってしまいました。
(BGMはテレサ・テンの愛人辺りで如何でしょうか・・・)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part4~

2009年01月12日 | イベント
何故出るの?(いや、人が集まるからというのは分かりますが)と思ってしまった
自動車メーカーのブースです。

日産ブース

うーん・・・パンフレット配ってた子が可愛かったくらいしか覚えていません。
というのも、カタログで普通に載っている純正エアロ車しか並んでなかったんですよね。
だったらいいやって気になるには十分かと。
Zを初めて見ましたが、本物は相当格好良いです。
景気が悪くなっていなかったら、アメリカでバカ売れだったんじゃないでしょうか。
必死になって時流に抗がっている感じが素敵です。(少なくともGT-Rより分かり易い)

マツダブース

新型のアクセラが置いてあったりと気合い入りまくりな感じでしたが、
ヘヘ乗りとしては何といってもこれでしょう。
最初に見て、恐らく2秒くらい固まったと思います。
他にもカフェレーサー風のアテンザとか格好良いのがあったんですけど
これが全てです。(お腹痛い・・・)

トヨタブース
あったらしいんですが、行ってません。何処だったんだろうな・・・

スズキブース

出たら買います!とは言いませんが、お洒落でとてもいいです。
どうせ殆ど乗らない後ろのシートなら、代わりに幌積んだ方が人生楽しいかもしれません。
本邦、車が最後に輝いていた90年代初頭を思い出します。

スバルブース

気を遣って気付かないフリをしてあげているんじゃないかとさえ思う程に、
インプレッサWRCの近くには殆ど人がいませんでした。
開発2年、満を持して投入された新型インプも半年でお蔵入りですね。
話が逸れるんですが、ラリーと切っても切れない関係にあっただけに
ラリーから撤退しただけなのに販売終了になってしまった様な喪失感を感じます。
結構良い車らしいんですけどね。(そういえば乗った事無いや)

ホンダブース
密かに期待していたインサイトの展示は無し。
先日新発売されたライフのギャルバージョンが目を引きました。
が、載せる程でもないので割愛です。
ケータイのキラキラシールをインテリアに貼っているんですが、
それ自体否定はしないものの、後追いアイデアというよりは
携帯に真似される様なアイデア無いんですかね。

これでも今年は大人しいという記事を読みましたが、
やはりオートサロンはプライベーターのハチャメチャ具合に尽きますね。
(とてもじゃないけど載せられない物とかあったし)
この世界に開眼する様な事はどうも無さそうですが、
なかなか楽しいイベントでした。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part3~

2009年01月12日 | イベント
オートサロンらしいなと思った写真をフラッシュバックです。
(ブロードバンド推奨)

part1の答えはこれです。


車も撮ってあげてくださいね。


テーマ陳列。ちなみに私は2代目が好きです。


段々楽しくなって(毒されて)きました。


初めて本物を見ました!ある意味感動。


最もオートサロンらしい車です。その何人たりとも恐れない勇気に感服します。


結論:オートサロンはお祭りです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part2~

2009年01月12日 | イベント
行って良かったと心底思ったのは、レーシングカーが多い事。
しかも会の主役ではないので殆ど興味を示す人がいないせいか
ほぼ無防備な状態で置かれていたり、真近で見る事が出来ました。

例えばこんな

共にGT選手権の車ですが、左は優勝車、右はチャンピオンカーです。
それが柵無しで直置き。(しかも全く注目されていない・・・)
お陰でつぶさにディテールを見る事が出来ました。

我ながら、もはや変態の域・・・

カメラ小僧がコンパニオンの胸元にカメラを突っ込まんばかりの露骨な接写をしていたり、
床に這いつくばらん程(程どころじゃなかったですが)のローアングルで撮ったりと
余りの暴挙の限りにカルチャーショックを受けていた私ですが、
あまり人の事は言えない様で・・・
カメラ小僧との違いは、何を撮ったのかが分かり易いかどうかだけかも、、
局部というか、大事な所を撮っている分には一緒か・・・

今回一番の収穫です。

私が最も好きなレーシングカー、ポルシェ962C
しかも私が勝手にベストカラーリング962だと思っている
ル・マン最後のワークスカーだった88年型が展示されていました。
ちょこちょことオリジナルではない部分があるのですが、
ワークスマシンを見たのは10年以上前に見た箱根の松田コレクション以来。
完全にオートサロンに来ている事を忘れて、レース小僧モードに入ってしまいました。

ちなみにフェラーリとポルシェの所で都合40分くらい使ってしまったお陰で
インポートオートサロンへは行けませんでした・・・
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part1~

2009年01月12日 | イベント
金曜日にオートサロンへ行ってきました。
車好きにも色々種類があると思いますが、私は車何かして楽しむというよりは
何かして楽しむ方なのであまり食指が動かないイベントなのですが、
諸々の成り行きで生まれて初めて行く事に。

体育会系最高峰がお出迎え

会場はモーターショーと同じ幕張メッセで、規模も大体同じ。
こんな大々的な物だったのかと、着いて正直驚きました。(事前に調べとけよ、自分)
入り口付近にはD1の車両がウォームアップをしていて
純レーシングカーとはまた違う音が高揚感を煽ります。

日産は足を向けて寝られないのでは?

会場に入るとそこはGT-Rの山。
月に2台も見れば多い方な車を、滞在数時間で100台以上は見たと思います。
意外だったのか450馬力もあればもう十分という事なのか、中身をいじって1000馬力!!
とかいう体育会系(男根主義?)の改造は殆ど無く、コスメティックな改造・・もとい改良が多い様に見えました。
全体で見てもボディーパーツや加工に関する物が多かったと思います。
こういうのも時代なんでしょうかね。
GT-Rに話を戻して、これは本当に改良だと思いますが、
冗長という言葉がぴったりな煮え切らない格好をしているオリジナルに対して
No.1ホストの愛車風、土建屋の社長風、ガンダム風・・(全て私の勝手な妄想)と
GT-Rをより引き立てている車が多かったと思います。
日産のブースに行って謹製改造車も見ましたが、プライベーターの勝ちですね。
GT-Rへの愛を感じました。

そのまま売れば良いのにという車もちらほら

これは改造車というのか光岡方式というのか、ベースはあくまでもベースで
完全にオリジナル(アイデアソースはありますが)を作ってしまったという車達にも
興味深い物が幾つもありました。
例えば上の2つ、アメリカンピックアップ風なのは、多分ラパンをベースにしたもの。
ラパンは本家のスズキもファニーなオープンカーを作っていましたが改造ベースとして人気でした。
ピンクの車はミゼットIIですね。
ところで下の車は何だと思いますか?(ヒントは元もオープンカー)


思ったよりもソフト路線ではありましたが、オートサロンらしい車達の紹介でした。
このイベントの本質だと思いますが、それぞれが車に夢を持っていて楽しそう、
その楽しそうな雰囲気が会場全体を包んでいる様な気がします。
それは決してモーターショーでは感じられない財産だと思います。
惜しむらくは、手法がかつて車は立派な趣味だった時代の影を追う様に
見慣れた物が多かったという事。
それが証拠に、どの車も猛烈に完成度が高い物ばかりでした。

一応4部構成にするつもりのpart2に続きます。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする