マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

nouveau Citroen C4(@2)

2010年10月19日 | C4まわりの話
壮観です。

WEB CGに新型C4の試乗記が載っていました。
車がどうの以前に数に圧倒される絵面に
若干麻痺しながらの現行車オーナーの感想第二弾です。
(ちなみに第一弾はこちら。)

私がC4を買った理由が全て無くなった室内

C4というよりはC5をモデルチェンジした様な内装は
内装に飛び道具の多かった現行C4に対して
かなり常識的な体裁になった印象です。
透過式センターメーター、センターフィックスドステアリング、
パルフェムディフューザー、低いダッシュボード・・・
どれも3年乗っても意味があると思う設計だと思うので、
何故止めたのか、是非シトロエンの人に聞いてみたいところです。
(いや、あれは結構原価がかかって・・・とかいう答えだったら、ちょっと悲しい)
特にセンターフィックスドステアリングは
エアバッグ付きの車に常に付きまとっていた
重たい物を余計に回している感じを視覚的に取り払った
素晴らしいアイデアだったと思うので、
今後新型に乗る機会があっても、恐らく残念に思うと思います。
センターメーターの廃止も個人的には残念ですが
チラ見出来るブルーの照明に興味津々です。
記事にはゴルフと遜色無い質感書いてありますが、
車は質を上げると大抵の場合で味も無くなってしまうので
乗ってみないと何とも言えないかなと思います。

率直に見た目はあまり魅力を感じません。

三菱っぽい(特にDS4)と言われる最近のシトロエンですが、
この写真を見る限りプジョーっぽいですね。
野球のヘルメットみたなプロポーションなんかそっくりです。
特にC4、DS4は敢えて塊感を出そうとしている様に感じますが、
フランス車特有のプロポーションが崩れる境界の一歩先のところで
行き過ぎて止める絶妙なデカダンが感じられないのが悲しいです。
(キリっとしてるのが欲しかったらイタリア車買うよ、みたいな)
とはいえ本物を見て印象が変わったという事は何度も経験しているので
見た目の印象は保留にしておこうと思います。

成功モデルの宿命でしょうか。

これまた記事にも書いてある事ですが、
確かに狭いラゲッジを新型は拡大したそうです。
新型の設計の起点は、もしかしたここかもしれないですね。
マーケットイン的に作られた車の常だと思うんですが、
ネガ消しをしていくと良い所もどんどん無くなっていくもの。
シトロエンに乗る様な人間は”素人は黙ってろ”的な左寄り設計思想で
面白い車を作ってくれるところに期待をしていると思うのですが、
(じゃなかったらプジョーを買うよ、みたいな)
残念ながら今回の記事でもその兆しは見えませんでした。

とはいえ何処よりも早くC4の記事を上げてくれたwebCGさんに感謝!
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 深まらぬ秋(ただし3週間前... | TOP | 大丈夫か?Smart »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | C4まわりの話