マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

東京オートサロン2012 ~驚きの塗装編~

2012年01月24日 | イベント
モーターショーのベンツの回で少し書きましたが、
艶消し塗装がこの何年か流行っているそうで。
最後はマニアックに、オートサロンで一番の流行りだった
艶消し塗装を中心とした、塗装のお話。

至る所で艶消しが見られました。

艶消しは、通常クリアーを吹くトップコートに
マットを使うと表現出来ます。
工法が変わる訳でもなく、やる分には簡単なのですが、
マットは光を反射しないので傷が目立つというのが一番の難点。
ワックスもテカリが出てしまうのでかけられず
胃潰瘍になりそうになりながら細心の注意を払って運転し、
虫も水垢なども直ぐに染みになってしまうので
小まめに小まめに水洗い・・・と、
途方もない労力がかかるんだそうです。


傷も味だよと言えてしまいそうな
SUVなどなら良いんでしょうが、
普通の車では折角の塗装がみっともなく見えてしまいます。
で、これだけ増えたので、
何かメンテが楽になる画期的な方法があるのかなと
幾つか聞いて回ったのですが、
そういうのは特に何もないとの事。
艶消しの車が大分増えてきて、
思ったよりも長持ちする事が分かったとか、
塗り直せばいいんだよという意見な様です。
こなれてきたという事でしょうね。

カッティングシートの技術も上がっている様で。

逆に旧来的なカッティングシートを貼る方法も
プリント技術が上がっているのか
精巧な物が多かったと思います。
写真はワニ皮風なカッティングシート。
これで2年くらいは普通にもつんだそうです。

艶消しとはまた違う塗装も面白かったです。

その他、写真の様なカーボン調のシートに
多分薄いアクリル版だと思うのですが
奥行きのある外板を付けている車もありました。
拘りを持った人の特注品から始まるんでしょうが、
この分野はアフターマーケットの方が進んでいる様ですね。

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