マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

集大成

2009年04月23日 | 車好き話

自称音楽好きには聴いているとはなかなか言えないアーティストというのがいます。
Mr.Childrenなんてのは、その最右翼でしょうね。
ミスチルは流行っているからという理由を抜きにして、非凡なものは感じながらも
歌詞もアレンジも余りにオーバーな所がどうも性に合わず、真剣に聴く事は無かったバンドなのですが、
(心を洗うもので更にドンヨリしてしまうのもねぇ・・・)
最新のSUPERMARKET FANTASYでは、青臭さや過度に陰鬱な部分が薄まって、
表現者としての音楽に向かうスタンスが変わったのかなと思いました。
一般の評価も彼らの最高傑作と言われているみたいですが、私も秀逸な1枚だと思います。
年末近くに出たアルバムですが、多分、昨年4番目くらいに多く聴いたと思います。


ところで先週末発売されたゴルフVI(シックス)こと新型ゴルフ
通称ゴルフV(ファイブ)GTIに乗っている友人が試乗するというので付き添いで乗ってきました。
ゴルフIVから始まった、”一体、ワーゲンは何処へ向かおうとしているんだろう?”
とも思えるオーバークオリティ感は更に磨きがかかり、
磨きの境地に入ったか”オーバー”も取れ、比類なき透明度とクオリティを持つ車になっていました。
外観はフラッシュサーフェイス化が進んでいるせいか、正直、”国産?”という印象なのですが、
室内に入った瞬間にそれは分かります。先ずは立て付けが全然違います。
インサイトだプリウスだと、ごくピンポイントに盛り上がっている国産Cカー市場ですが、
車としてどうなんだという点では、ゴルフはまた遠い地平へ行ってしまった様です。
正直、インサイトは安いハイブリッドである事以上の価値は無いと、乗ってみて思いました。
安いハイブリッドであるという事が価値なのか、自分は大金を叩いて安物を買うのかと我に返るのか、
それぞれ価値観はあると思います。
多分、上等なコンパクトカーを作ろうすると308みたいな事になってしまうと思うのですが、
進むべきベクトルを変える事なくゴルフの最高傑作を仕上げたワーゲンの実力は、
今更ながら相当なものだと助手席や後ろに乗りながら思いました。
そう、今回は運転をしていないので、運転する機会があったらまたレポートしようと思います。

ところで事を成し遂げたミスチルとゴルフ、これで燃え尽きてしまって
制御不能なんて事にならない様、老婆心ながら願います。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 当たり日の雑文 | TOP | 大人のオモチャ »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 車好き話