私自身は後れてようやく知った、名古屋の志段味(しだみ)線BRT化計画。
名古屋市交通局などは自動運転をキャッチフレーズにしており、将来に向けた第二青函トンネルこと津軽海峡在来線鉄道・高速道路併用トンネルの具体化にも大きな影響を与えそうな気がしますね。こちらは、上下二段式の丸断面シールド工法で、下部分は主に貨物列車や豪華列車が通る一般狭軌の単線、上部分は全自動運転かつ無公害のトラックや路線バス、観光バスが通ることになっているそうな。今の青函トンネルは新幹線専用になり、津軽海峡新トンネルは、東側に並行するもので、長さは約31キロの想定らしい。工期は約15年か。但し、まだあくまでも構想段階に過ぎず、具体化は暫く先だろうね。
鉄道線は恐らく中小国~道南いさりび鉄道・木古内駅付近の間か? 竣工予想図にはEH500型電気機関車の通過姿が描かれており、恐らく交流20キロボルト(50ヘルツ)電化で、保安装置はATO、トンネル内には待避線が何ヵ所か設けられるようだ。全国の経済団体等が早期建設を促していますね。最高運転時速は110~140キロぐらいか。
今の青函トンネルでの新幹線電車の最高運転時速を常時260キロにさせる目的もあるそうです。
ほかにも、四日市市内などで全自動運転の路線バスを実用化する計画が既に具体化しているとか。
そこで気になったことは、これから続出するであろうバスやトラック等自動運転システムに何らかの統一規格が必要ではないか?と。
次世代“ゆとりーと”の場合、今のガイドレールをすべて撤去し、車体両側で約25センチずつの余白を整備。路面には鋲のようなものをなるべく等間隔で打ち込み、車体側のセンサーにより速度や進行方向を素早く判定する形になるらしい。トヨタもこのシステム開発に参入しているとか。
もし、全国的に本格普及させるのならば、やはり何らかのシステム統一規格が必要ではなかろうか? いやぁ、それにしてもゼロマンカーつまり無人運転ではなさそうで、それならば本当に良かったと私自身は思いますよ。(微笑)