エリザベス女王が9月7日に死去された。
付随的な話題で恐縮だが、それに伴い、紙幣・切手に載っている女王肖像も変更されるという。
女王の肖像自体は在位70年のあいだに、紙幣のモデルチェンジの機会を捉えて、歳に沿って変更はされてきたようだ。
それにしても、紙幣・コインにずっとエリザベス女王が大切なお金のモデルになり続けるとは!! 君主の地位が格段に高いということだろう。敬愛の対象でもあったのだろう。
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余談だが、聖書に「カエサルのものはカエサルに返しなさい。神のものは神にかえしなさい」とイエスが答えた有名なエピソードがある。律法学者がイエスを貶めるために、神への服従の他にカエサル(ローマ皇帝)にも納税=服従するのですかと問うたのだ。(マタイ22・15-22)
それに対しイエスは、カエサルの顔が載っているのだからカエサルに戻したらと、即意妙答したのだ。その答えの前提には、通貨には時の権力者の肖像を載せるということがあった。
現在の20ペンス硬貨。これらも、チャールズの肖像に切り替わるのだろう。
日本の小判に徳川将軍の顔が載ったり、1円紙幣に天皇陛下のお顔が載ったりは・・無い、無い。鋳造技術が無かったし、不敬罪になっただろう。
在位最長・国葬される安倍ちゃんがお札には?? わからん。やりかねない。(笑)
ネットではもう既に出回っている。
しかしその信用力が危ぶまれているとか。
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これまた余談だが、
ボクは、80年代のロンドン・シティーで、市場相手に売った買ったで夢中になっていた。
が、家内も一人息子もそれなりに生活を楽しんでくれたはずだ。
英国をあとにして30年近くになるが、それで英国と縁が切れたわけではない。英国からは、ほんのわずかだが年金を頂いている。死ぬまで女王様の英国とは縁は切れない。それが嬉しい。
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チャールズ新国王は9日に英国民へ初めての演説をした。
その、終わりの言葉は次のように報道されている。
「そして大好きなママ (darling mama)。大切な亡きパパのもとへ最後の偉大な旅路に出発なさるに(begain last great journey) あたって、これだけ言わせてください」 「ありがとうございます。私たち家族を愛して、尽くしてくださってありがとうございます。国同士の家族にも、長年あれだけ勤勉に尽くしてくださって、ありがとうございます」 最後に国王は、シェイクスピア「ハムレット」の終盤のせりふを引用し、こう結んだ。 「天を舞う天使たちの歌声で安らかに休まれますように」
イギリス 国歌「女王陛下万歳」(神よ女王陛下を守り給え)(God save the Queen)
国歌も、まもなくGod save the King に変わる。
葬儀最後のセント・ジョージ礼拝堂にて
女王・英国は永遠に・・
エリザベス女王の逝去と共に、イギリス滞在時の思い出が蘇りますね。
モザイクのかからない手前の方が旅人さんですね〜。若かりし頃の旅人さん、こっち向いてぇ〜👋
エリザベス女王の国葬と、アベさんの国葬。
その意味の大きな違いを比べちゃうなぁ。
「亡くなったひとのことを悪く言うな」と言うのが日本の昔からの習わしですが、アベさんと旧統一協会の繋がりに触れないマスコミ、ワイドショーは何なんでしょうね?圧がかかってる?
今、打った張ったのディーリング中と言ったでしょ。忙しいからダメです。(笑)
>エリザベス女王の国葬と、アベさんの国葬。その意味の大きな違いを比べちゃうなぁ~
レベルが違い過ぎて、比較の対象にもなりません。けれどこのコメントに触発されて、「カエサルのものはカエサルに」の逸話を追記しました。ありがとうございました。
>「亡くなったひとのことを悪く言うな」と言うのが日本の昔からの習わしですが・・何なんでしょうね?圧がかかってる?~
この件については、五輪もそうですが、言いたいことが山ほどありますが。国民側にも「涙の、感動をもらった」「亡くなった人の・・」の、情感から抜け出せない思考。マスメディにも許認可からの「忖度」、とにかく「話題」を追う視聴率重視の、商業主義がありますから。立場バイアスを見抜き、自分のアタマで考えることが必要でしょうね。