遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

新緑と色彩の緑化植物園へ

2022年05月09日 | 日々の思い

5月4日(水)

 

白いハンカチ?

 

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▲ 地元の都市緑化植物園(無料)に行った。

緑化植物園へは3月1日に福寿草を見に行っていらいだから、2カ月ぶり。

 

あの時はまだ肌寒く入園者も多くなかったが、初夏の今は

▲ 我が同輩・高齢者でにぎわっている。

GWったって、年寄りには関係ないからな。こんなところに集うのが一番いい。

 

しかし、今日は語らいに来たわけではない。

▲ コレが目的だ。

ボクの行動は目的・手段・実行で一貫している(笑)。

いやいや、たまたま他の方のブログ記事でハンカチノキがまもなく終わると記されていたからだ。あわてて。

 

 

▲ ウン、ここだ。

3月に来た時、ハンカチノキがあることを知って、興味を持って、咲いたら見てみたいと思ったのだ。

 

 

▲ ほら、ほら、あの白いモノが・・

 

 

▲ ハンカチなのだ。

黄色いハンカチならぬ白いハンカチ。

黄色いハンカチは幸福のハンカチだが、白いハンカチは悲恋のハンカチ(中国の故事だが省略)。

木綿のハンカチは・・・長くなるから止める。

 

▲ 白いハンカチがいっぱい

ひらひらと風になびいて、落ちていく。

 

 

▲ 原産中国。一属一種で仲間は無し。いいね。究極の「世界に一つだけの花」。

 

 

▲ 白いのは花弁ではなく、2枚の苞葉。苞(ほう)とは蕾(つぼみ)を包むように変形した葉だ。

そう言われれば、葉脈のある葉のように見えてきた。いや、白いハンカチだ。

 

 

▲ 「ホラっ」と白いハンカチをほおった。

ヒラ~ヒラ~ヒラ・・

慌ててシャッターを切った。

 

ハンカチノキは2本あって、1本だけが辛うじて花を残していた。

 

次に移ったのはバラ園。

▲ 赤い大輪の薔薇。

 

 

▲ 名前はチェックしなかったが、

この赤さ、花弁の重なり・・ 見て、見て、と訴えてくるようだ。

 

ボクが、ジッと呆けたように見つめていると

▲ 「ホラっ、こんなに大きなトゲが。あーた、気をつけたほうがいいわよ」

 

▲ バラ園の開花状況は、まだまだだ。

それでも、あと1~2週間したら。見事な咲きぶりになっているのでは。

さて、ウチのバラたちは・・

順調に開花の時を待っているよ。お披露目は近いかな。

 

 

▲ 新緑にあふれる林の中で佇(たたず)む女性

何かを撮っているようだ。

 

▲ クリスマスローズだった

薄黄色のローズが、うつむき加減でまだ咲いていた。

キミの季節はもう終わったよというのは忍びない。がんばってくれ。

 

 

▲ あの女性が、今度は上に向けて撮影中

どれ、どれ。

 

 

▲ お、おっ、これは

葡萄(ぶどう)ではないよ。

 

 

▲ セイヨウトチノキの花が咲いているじゃないか

標札も確かセイヨウトチノキとなっていたが、赤が見事過ぎてベニバナトチノキかもしれないが。

 

 

▲ ま、セイヨウトチノキ=マロニエと、しておこう。

マロニエといえば、お茶の水に勤めていたとき明大そばの、マロニエ通り

今頃、赤い花を付けていたっけ。懐かしいね。

 

今度は

▲ 若い女性がスマホで木に向かって

なにやら撮っている。

 

 

▲ 大きな葉に、薄黄色で一部オレンジ色の花

 

 

 

▲ いい色だね。

好きなバニラ色にオレンジが混じって。

 

 

▲ ユリノキ

何の花に似ている? ユリ? チューリップ?

英語名はチューリップツリーで、和名はユリノキだが。

明治時代にこの樹が渡来したときチューリップは殆ど知られていなかったために、ギリシャ語由来の学名Liriondendronの Lirion(ユリ)dendron(木)から「ユリノキ」と訳したそうだ。

 

うむ、「秋の黄葉が美しい」とあるね。確かに、この大きな葉が黄葉すれば綺麗だろう。

 

▲ 秋になったら、また見させてもらうね。

 

それでは、緑化植物園はここらへんで。また近いうちに来てみよう。

 



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