スパイスコラム

陸の孤島から、せめて一振りのスパイスを!!

患者リテラシー

2013-09-15 10:46:38 | 健康
「患者リテラシー」について、興味深いインタビューがあったので抜粋紹介する。

<患者の自立>
病気が治るというのは、医者が治すんじゃないんです。
自分で治すという意志がないと治りません。患者自身が、何が正しく何が必要かを見極めていく力をつけることが一番大事です。
それが自立です。
高血圧とか高脂血症、糖尿病など、いわゆる生活習慣病は本来は医者がいなくても自分で治せるんです。
なのに、ずっと途切れずに通院してくれて、薬だの検査だのをずっと続けてくれるから医者にとっては実においしい患者なんです。

<薬>
高血圧とか高脂血症、糖尿病など、いわゆる生活習慣病は本来は医者がいなくても自分で治せるんです。
なのに、ずっと途切れずに通院してくれて、薬だの検査だのをずっと続けてくれるから医者にとっては実においしい患者なんです。
薬というのは一時の症状を抑え込むにはよいけど、それは病気が治ってるわけではないです。
根本的な解決ではなく、問題を先延ばししてるだけ。
本来、高血圧の薬をずっと飲みなさいと医者から言われた時に、違和感を感じるというのが患者の自立ということだと思います。
なんかおかしいなと。

<糖質ダイエット>
最近だと糖質制限ダイエットなど、はまっている人は多いですね。
でも、それを長く続けたらどうなるのかなと、それで健康になれるのかなと疑問に思うのが、リテラシーであり自立だと思うんですよ。
基本的に、極端なところに真実はないと思います。
生物の体というのは曖昧にできているので、糖を全く摂らないとか、不自然な極端なことをして健康になれるはずがない。
自然から離れすぎると体に悪いんじゃないかと考えるのがリテラシーでしょう。

<40歳過ぎたらランニングは勧められない>
基本的にそれもリテラシーの問題だと思うんですが、自然界で自ら好き好んで走る動物は人間以外いないんです。
それは、走るということが有害だからです。
もちろん敵から逃げるとか、獲物を追う時は走りますが、あくまで短時間です。
2時間も走っている動物はいない。
ある程度の負荷をかけるのはいいんです。
骨粗しょう症の予防にもなります。
息が切れない程度のジョギングはいいけど、人間ってエスカレートするでしょう。
タイムトライアルに夢中になって、4時間を切ったとか3時間を切ったとか熱中してやり過ぎますよね。
若い人は精神力をつけるために多少はいいかもしれないけど、40歳過ぎてやるものじゃないです。
体が下り坂に向かっている時に自ら痛めつけるというのは愚の骨頂です。
走る人は寿命が短いというデータも実際あります。
走ったら元気になるんじゃなくて、元気な人が走ってるだけ。
元気を浪費してるだけ。

参考WEB:40歳過ぎのランニングは「元気の浪費」「患者リテラシー」の有無で健康寿命は決まる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする