スパイスコラム

陸の孤島から、せめて一振りのスパイスを!!

虹の橋

2014-02-17 11:21:11 | 生活
ファーマータナカの連れ合いは大の犬好きである。
というか、犬命といってもよい。
そして犬好きなら誰でも知っているあるお話「虹の橋」があると、手帖に認(したた)めた文を見せてくれた。
なるほどと頷ける話で、自分自身のためにも、ここに再録しておきたい。
ついでに、その続編的な「虹の橋のたもと」というにもあったので、それも次回に載せたい。



虹の橋

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
・・まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・・・。

唯彼女は、天に召された愛犬「ひめ」が彼女の親友(連れ合いよりもご高齢)のことをとても気に入っていたので、万一親友の方が先に亡くなられたら、自分をおいて親友と「ひめ」が天国にいってしまうのではないかと真剣に心配している。
でも心配はご無用。
「ひめ」はあなたを間違いなく待ってます。
断言できます。
コメント
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