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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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月間MVP賞の意義・・・北斗市

2006年06月02日 18時30分55秒 | Weblog
写真は今日6月2日、ファース本部が建築する北斗市内のファースの家新築現場を訪れ、5月月間MVP賞の授与を行った時に撮りました。右から秘書兼務の浅田総務主任、杉林棟梁、今月のMVP賞を受賞した大工の山田君、私の隣が佐々木サブ棟梁です。
山田君の受賞理由は「笑顔と元気さで工事現場の雰囲気を明るくした」と言うものです。

月間MVP賞の制度は今年の5月から発足させました。
会社には誰もが認める特別に仕事の出来る目立つ社員がいます。このような社員は必然的に昇給昇進がなされてゆくものです。しかし、目立つ社員の陰でひたすら自分の仕事に精進する目立たない社員も存在します。このような社員にいっそうのやる気とチャンスがある事を知らせる事も必要と感じました。この月間MVP賞は、役員(社長、副社長を除く)も含む全社員の投票で、その月にきらりと光を放った社員名とその理由を投票します。
自分に投票しても理由が合えば有効です。単純に一番この投票数の多い社員が月間MVP賞(金一封つき)を獲得できます。毎月、同じ社員が獲得する事も有り得ます。

私達企業経営者はいつしか上からの視点でしか、人や物を見れなくなっているものです。実際、現場で一緒に働く社員同士の評価を知る事で、会社の片隅にある課題を発見したり、とても貴重な持ち味を見つけ出す場合もあります。

住宅の施工現場には、安全に仕事をするための工夫、整理整頓などで仕事をし易くする工夫、工程を管理して経費を削減する工夫、お客様に好感を得られる工夫など、さりげない工夫が良い仕事をする土壌になっているのだと思われます。
とかく腕の立つ棟梁さんだけが目立つものですが、さりげなく棟梁を支えている方々にもスポットをあてる事で彼らのモチベーションを高め、技能、能力を引き出し、結果として「良い家が出来上がる」事に通ずると思います。

この月間MVP賞制度を現場MVP賞にも波及させ、その工事現場で最も光った協力業者さんを表彰する制度も発足する事で諸案を整備しています。工事現場だけでなく事務職も含め仕事には厳しさと優しさのバランスが整合して良い仕事が出来ると確信しています。
各工務店の方々も自分の企業にフィットした表彰制度を確立したらいかがでしょう。
受賞を予想もしていなかった社員の、その喜んだ笑顔を見る楽しみが増えるものです。

梅雨の本州・・・今日の北海道は澄み切ったクールな一日でした。
週末はこの快適な北海道北斗市で過します。この時期は北海道の季節かな・・・
ファースの家

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