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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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考える、思うだけなら富士山でも買える…北斗市

2006年09月08日 22時45分48秒 | Weblog
様々な経営セミナーや自己啓発セミナーなどが各地で開催されています。
自分の在り方や経営の基本を知ることが、自己向上のための絶対条件となるからです。
しかし、そのような研修を受講しておられる方に多く見られるのは「考える、思う」と言う言葉が頻繁に出てくる事です。
何事も考え、思う事から始まるのですから当然なのですが、思考が行動に繋がらなければ何の成果も得られません。

理論、理屈を語るには、それを語れる根拠が必要です。
工務店経営には何と言っても、その工務店がどのような家を造れるかが大きな要素となります。
経営理論をどんなに熱っぽく語っても、その工務店が造った家で住んだ人と家づくりに携わった人々が本当に幸福になっていますか…企業経営とは何か…儲けるだけが経営でありません。
特に工務店経営は建主さんの一生を左右する大事業を共にするのです。

住む人と関わる人を幸福にします…と、そのように言葉で言うだけは誰でも出来ます。
思考だけなら富士山でも我が物に出来ます。
建主さんの一生の事業に携わり、流れ作業で大量の家を供給して、住む人と関わる人を幸福に出来ますか…
家は竣工してからが本当の家づくりなのです。したがって量産して売るものでは断じてありません。
私達は思考するだけなく、ビジョン(目的)を思考して計画、方針を立て、アクション(実践)を起こし、ハッピー(成果)を得るのです。

社長力、経営力を問われますが工務店経営には現場力が最も優先されるべき事項でしょう。
30社近い協力業者さんを抱え、そこで働く職人は何十人もおり、生涯を委ねる建主さんが存在します。
この多くの人々との関わり方は全てが現場を通じて把握出来るのです。
一口に勉強、勉強と言っても現場の状況を掌握出来ていない経営者は先ず施工現場、営業現場を勉強すべきです。
理屈を聞くより、そこに居る人々の息遣いを肌で感じなければなりません。さしずめ工務店経営は「住む人と携わる人々を幸せにするため、住んでから満足する性能の持った住宅をつくり、皆と一緒に幸福になります」と言うところでしょう。

今日は、月刊ハウジング全国版の取材があり、私達、ファース・グループの現場に基づく基本理念を取材して戴きました。
写真は真ん中が取材クルーでライターの平沢ユカさん、カメラマンの野口和孝さんです。お二方も初対面でしたが、とても感じの良い爽やかな方々でした。
リクルート社の塩川さんと一緒に北海道北斗市のファース本部本社を訪れてくれました。

ファースの家
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