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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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人の持っている隠れた能力…北斗市

2008年08月03日 15時48分18秒 | Weblog
勉学に優れ、知識が豊富で学識に秀でた人がいます。一方、読み書きが苦手で勉強の出来ない人もいます。社会的に優秀な人間として評価されるのは前者の方でしょう。
社会の構成は、学識の秀でた人がその能力を充分に発揮できる場所が実際にはかなり限られているようです。農業で米作りを行なうには、学識より土や緑などの自然を身体で感じられる才覚が必要です。漁師さんは、空の色、波のうねり、風を読む才覚が必要です。

家づくりを行なうには、特化した技能を持った、大工、屋根、左官、内装などの職人さんの技能、匠の技が必要です。このような仕事には多くの学識などを必要としません。その職種における様々な情報、知識を持ち、技能を鍛錬する事で技を磨く事が出来ます。この匠の技を磨くには、年齢が若いほど有効で早い時期から修練を積むべきなのです。

家づくりの職人に限らず、床屋さん、鮨屋さんなどの手先を使う仕事は、身体を鍛錬してカラダで習得しなければならず、小学生くらいの年代から教えると育ち易いといいます。ところが学識の秀でた人は、このような仕事にあまり興味を持ってくれません。しかし、社会全体の80%以上の人々が、身体を動かす人々だと言われ、つまりはこのような人々によって社会全体が支えられていると言う現実があります。

世の中の現実を知るには、身体を使ってものづくりを行なう人々と一緒になってその経験を積むのが最も効果的でしょう。今日、日曜はハウジング事業部主催の木工教室を開催致しました。普段は全く無縁の世界にいる子供や大人達が、大工さん達と一緒になってノコギリで木材を切り、金槌で釘を打ち、刷毛でペンキを塗る経験を行なうのです。

今日は作品を創り上げる体験をし、また恒例の角材斬り競争が行なわれました。
一見すると頼りなく見える人がノコギリを持って角材を斬り始めると肩の力が抜かれていて一瞬に切り終わってしまう人がいます。体力的に頑強な身体の人は、力任せでノコギリを前後させますが、引くのでなく押してしまうためスムーズに切る事が出来ず、時間が掛かる人もいます。このよう経験で自らの秀でた才能や才覚、また劣っていたものを感ずる事が出来るのでしょう。

今日も予報どおりの大雨に見舞われた北斗市でしたが昨年、雨で中止になったため、今年はどんな大雨でも開催すると言うスタッフ達の決意で万端な準備を行い、無事終了する事が出来ました。写真はちょうど土砂降りの時間帯で、木工場に入り、参加者の作った作品を前に撮った写真です。
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