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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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家の快適性は調湿性能にある…北斗市

2008年08月04日 18時31分12秒 | Weblog
寒い季節に家の中で、暖房エネルギーを節約しながら、しかも暖かく快適に暮らすため様々な工夫を行なっています。
暖かい家づくりは隙間の少ない気密性能を確保する事です。
つまり暖かい家は、断熱より気密を高めるのが暖かい家のキーワードとなります。
どんなに断熱材を厚くしても隙間があれば、暖気が冷たい乾燥した空気と入替わってしまいます。

ところが日本の家屋は開放の文化が進化してきました。
気密住宅と聞いただけで鬱陶しい気持ちになってしまう人も多く居る事でしょう。
魔法瓶のような密閉された空間で快適に暮らす事など出来ないのだと思ってしまいます。
単純に気密性能を特化させただけの家の中では、湿気が増え空気が汚れてしまいます。
と言って、気密性能を向上させた分だけ換気しないさいと言う単純なものでもありません。

換気を行うと言う事は、室内を外気と同じにすると言う事ですから暖房した暖かい空気と、乾燥した冷たい空気とが入れ替わってしまいます。必要最小限の換気量を確保しながら調湿機能が伴っていなければなりません。家づくりにおいてこの調湿の技術が一般的となっておりませんでした。そのためオール電化システムを前提とした調湿システムを住宅工法にしたのがファースの家なのです。

寒い家を暖かくするには、隙間を埋める事が一番の早道です。
この真夏の季節においては、断熱や遮熱機能とともに調湿機能が効果を更に高めます。
単純に言えば、家屋内の湿気を少なくすると、家屋内いる人の身体から水蒸気が蒸発し易くなり、蒸発する際に体温を奪ってくれるのです。空気を冷たくする冷房より、湿度を取って身体から体温を奪う冷房の方がはるかに省エネで質の高い冷房空間をつくれます。

住宅における温熱環境をシステム的に向上させるには、断熱、遮熱、気密、換気、調湿の機能が相まって成立するものです。写真は先ほど撮ったものですがファース本部では、たくさんのブースをつくり素材の組み合わせ相性を試験しています。ハウジング事業部の小泉常務は、研究開発室の要請で連日のように実験ブースの組み換えを行っています。

この時期、各地でファースの家の体感会を実施山形県東住宅常務山形県東住宅藤木技師両人のブログに調湿が出来る事で成り立つ、快適空間の様子が記載されています。
ハウジング事業部のイベントが終わったら晴天となった北斗市です。明日は札幌に…
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