リジログ 2025

いいぞ 野球は

野球本来の「音」

2009-03-20 23:36:10 | Weblog
阪神と巨人が甲子園で練習試合をした記事が17日の毎日新聞に載っていた。短い記事のなかで,次のような一節があった。ついクリップした

「観客を入れずに行ったが(中略)おなじみの鳴り物やジェット風船飛ばしはなく,打球音やベンチの掛け声など野球本来の「音」が球場に響いた」

野球本来の音・・・。とはいえ,鳴り物やジェット風船などはプロ野球では当たり前。もちろん私も,市民球場では人が変わるほど盛り上がってやってしまう方。高校野球ではブラスバンドの応援合戦あってこそのもの。どちらも,いいなぁ~と思うし,それらを楽しみに行くのも目的だったりする。・・・観客として。

一方で,プロ野球や高校野球の試合前の打撃練習やシートノックでの打球音,選手の声もたまらない。そういう「音」が本来の野球の音といわしめた記者の気持ちもよくわかる。

さて,学童における本来の野球の「音」とは?
公式戦の試合の雰囲気は今のところなんとなく「こういう感じ」というのはあるけれど,昔のことはよくわからないし,今も広島県内のことしかわからないし,そもそも本来の「音」を規定しようにも難しい。最近では金属バットの響く音さえも少なくなってきているし。少なくとも,子どもの声が,プレーに伴う生の音が消されないような雰囲気であってほしい。耳では聴こえないかもしれないけれど,壱球壱球の子どもたちの「息づかい」を,身体で感じるような観かたを,自らとしてはしていきたい。・・・保護者としてもしくは指導者としても。

学童における本来の野球の「音」。みつけられるだろうか。

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