闘将、名将、知将・・・実績を残した監督にはそんな冠をつけて称される
プロ・アマチュア問わず長く監督を務め、まさに監督の中の監督という人にはとても惹かれるものがある。それだけ「監督業は過酷な職業」であるがゆえ、それを全うした人に対しては自然と敬意が沸く。
落合監督、梨田監督。もしかすると今年の日本シリーズで戦うかもしれないこの2人はそれぞれチームの黄金期を作り上げ今年勇退する。私が夢中になって野球をやっていた頃、二人ともスター選手だった。そして独特のバッティングフォームがまぶたに焼き付いている。
尾藤監督、蔦監督。甲子園で決勝戦を戦ったこの2人は当時の高校野球の頂点にたちその高校の伝統を築き上げた。私が夢中になって野球をやっていた頃、本当に見ていてわくわくする采配、心から感動する高校野球だった。そして人間味あふれる試合後のインタービューはいまでも覚えている。
そして、先日行われた納会&35年記念式で自ら辞任を発表した某チームの監督。長年監督を務めチームの歴史を築かれた。私が恐る恐る監督をやっていた頃、またその後もずっと随所で温かい言葉をいただいた。練習場の確保に困ったときはその監督に懇願し練習試合を受けていただいた。どんなにうれしかったことか。理事になり、その後本部の常任理事になった今もずっと試合の前後でお話する機会があり、多くのことを学ばせていただいた。
今年最後の公式戦。会場で第一試合がはじまる直前に、バッターボックスに選手を一人づつ立たせ監督自らその子たちの写真を撮っていた。意地悪な私は監督の直後に立ち、監督に無言のメッセージを送った。私を察すると「ごめん!ごめん!6年生が最後なんで今日・・・6年生だけだから、もうあと一人だから・・・と」
私は何もいえなかった。何試合も戦った鞆グランドの上で万感迫るものもあったはずだ。
その大会の試合だったかどうかよく覚えていない。着実にチーム力を鍛え上げ右肩上がりに成績を収めていた終盤の大会でのこと。接戦のワンチャンスで勝負をかけた「采配」が失敗に終わり、これ以上にない悔しさをにじませる表情が印象的だった。一方で勝利のときの喜びや安堵した姿・・・それらもとても絵になるカッコいい監督さんだった。
これからまた違ったカタチでチームを見守るのだろうか。ユニフォーム姿でないのは残念だけれど、学童の「聖地」鞆グランドでまたお会いできる時を楽しみにしたい。
プロ・アマチュア問わず長く監督を務め、まさに監督の中の監督という人にはとても惹かれるものがある。それだけ「監督業は過酷な職業」であるがゆえ、それを全うした人に対しては自然と敬意が沸く。
落合監督、梨田監督。もしかすると今年の日本シリーズで戦うかもしれないこの2人はそれぞれチームの黄金期を作り上げ今年勇退する。私が夢中になって野球をやっていた頃、二人ともスター選手だった。そして独特のバッティングフォームがまぶたに焼き付いている。
尾藤監督、蔦監督。甲子園で決勝戦を戦ったこの2人は当時の高校野球の頂点にたちその高校の伝統を築き上げた。私が夢中になって野球をやっていた頃、本当に見ていてわくわくする采配、心から感動する高校野球だった。そして人間味あふれる試合後のインタービューはいまでも覚えている。
そして、先日行われた納会&35年記念式で自ら辞任を発表した某チームの監督。長年監督を務めチームの歴史を築かれた。私が恐る恐る監督をやっていた頃、またその後もずっと随所で温かい言葉をいただいた。練習場の確保に困ったときはその監督に懇願し練習試合を受けていただいた。どんなにうれしかったことか。理事になり、その後本部の常任理事になった今もずっと試合の前後でお話する機会があり、多くのことを学ばせていただいた。
今年最後の公式戦。会場で第一試合がはじまる直前に、バッターボックスに選手を一人づつ立たせ監督自らその子たちの写真を撮っていた。意地悪な私は監督の直後に立ち、監督に無言のメッセージを送った。私を察すると「ごめん!ごめん!6年生が最後なんで今日・・・6年生だけだから、もうあと一人だから・・・と」
私は何もいえなかった。何試合も戦った鞆グランドの上で万感迫るものもあったはずだ。
その大会の試合だったかどうかよく覚えていない。着実にチーム力を鍛え上げ右肩上がりに成績を収めていた終盤の大会でのこと。接戦のワンチャンスで勝負をかけた「采配」が失敗に終わり、これ以上にない悔しさをにじませる表情が印象的だった。一方で勝利のときの喜びや安堵した姿・・・それらもとても絵になるカッコいい監督さんだった。
これからまた違ったカタチでチームを見守るのだろうか。ユニフォーム姿でないのは残念だけれど、学童の「聖地」鞆グランドでまたお会いできる時を楽しみにしたい。