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いいぞ 野球は

魂を見た

2010-06-25 22:17:59 | Weblog
日本代表の試合でこんなに試合前にワクワクしたのは,日本が初めてW杯を決めた,「ジョホールバルでのプレーオフ」の決戦以来だろうか。

そして今日一日,睡魔に襲われながら仕事をするなかで,今日のデンマーク戦でのあるシーンが私の頭から離れなかった。そのシーンとは,本田選手のフリーキックを決める先制点のシーンではなく,遠藤選手がフリーキックを決めたシーンでもなく,そして3点目を決めた岡崎選手と本田選手のプレーでもない。
そのシーンとは・・後半,PKをいったんは止めたもののはじいた球を決められたあとに,グランドを何回もとてつもなく思いっきり殴りつけ,悔しさを表したゴールキーパーの川島選手の表情だ。直前のイングランドとの強化試合で,PKを止めたときの鬼気迫る表情にも私は感動した。決してパフォーマンスでなく,本気度というか,何かをかけて闘っているということが伝わってきた。これこそ「魂」ではないだろうか。

代表に選ばれながらもずっと控えで,直前になって抜擢された川島選手には,そういう「はりきってがんばる」ということだけではなく,自分ひとりではなくベンチにいる控え選手や南アフリカに行けなかったサッカー選手のすべての気持ちを凝縮させて戦っているように見えてならない。そしてそういう姿が,ピッチ上の選手に勇気を与え,私のようなサッカーファンも引き込まれていく。

「我々のチームは、他のチームにない力がある。サポート陣を含めた27人が一つになれる。『サッカーはチームスポーツ』であることを証明できた」
岡田監督の今日の試合後のコメントだ。

自信が確信に変わってきたからこそのコメントではないだろうか。

今年の学童の大会をみていてもやはりこんなチームが好成績をおさめている。
「一つになる」。どんなチームでもめざせる目標ではないだろうか。

「目標はベスト4」
監督だけでなく多くの選手からこのフレーズが出てきた。こんなチームの試合がまたみれる。

なんて幸せなんだろう。
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1 Comments

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Unknown (春日少年 副理事)
2010-06-28 12:50:16
そこですか。んー納得です。確かにあのシーンは誰もコメントしていませんでしたがかなり印象に残っています。明日の試合とそのコメント楽しみにしています。
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