約10年前のリジログの記事にハッとさせられた。あの頃の私がいまの私に何かを教えてくれたようだ。
あれから10年、こんな気持ちを持ち続けてこれたのだろうか…これからも持ち続けられるのだろうか…ただ、これからの活動を通していろんな、出会いや気づきを大事にしたい。あらためてそう感じた。
(その記事がこちら、長いケド…)
「所詮 勝ち負けなんですよぅ」
長年学童の野球に携わるあるチームの指導者はやはり締めの言葉にこのコトバがでてくる。
私は,「勝ち負けを超えたものがそこにはある」と思う。それは勝ちを争って励む結果の価値だと。そして,その勝ち負けを超えたものを,子どもたちに授けていくのが,指導者のミッションであるとさえ思う。
最初は親として,指導者として,チームの役員として,そして今は大会の運営に携わる役員の一人として。学童野球にこれまで携わってそう思う。
いろんなことを経験してきてはじめて味わえるものといえばいいのか,そういうことをとおして鍛えられる五感の次の部分というのか・・・。いろんな立場で,子どもの成長,チームとしての成長,みんなの一生懸命さなどなど肌で感じ,また自らその中にいるからこそ,鍛えられる感性といえば少しかっこよすぎるか・・。
ずいぶん前に書いたことかもしれない「ものさし」の話。ひとつのものさしでは一つの軸の評価しかできないけれど,そのものさしをたくさん持てば,いろんな角度から評価できるということ。そのものさしの数を増やしたいなぁ・・という内容の記事。それを今,思い出した。
長男が高校生になり,センバツへ向けた地区大会が始まった。試合をのぞくと市内の各高校に必ず懐かしい顔がいるいる・・。どこからともなく声をかけていただくことがとても多い。とても懐かしく,嬉しく,試合そっちのけで話しに華が咲く。「○○君は1年生でレギュラーをとった!」とかいろんな情報も飛び交う。しかし,どの親も,あの頃(学童)の時の姿とはうってかわって柔和に観戦している。みんながそうではないかもしれないけれど,この親たちも勝ち負けをこえた何かをつかみ,それを軸にわが子を応援しているのだろう。
ある別の学童の指導者とのつい先日の短い会話に私は胸を打った。
私「(決勝戦では)すごくいい試合で,それも激戦を見事にものにしましたね!」
指導者「それも,いいライバルが相手だからこそ,こういう試合ができるんですよ」
負けた方のチームが私の出身チームだったことで配慮いただいたのかもしれないけれど,常からの対戦相手に対する考え方(教育)の指導の姿勢が備わっていないと,急にこんなコトバはでてこないはず。
きっとこのチームは優勝した結果を喜びつつ,勝ち負けを超えた何かをみんなが感じているはずだと,そしてシーズン終盤にかけて,益々チームがひとつになっていくんだろうなぁっと表彰式の彼の後姿を見て確信した。
長年学童の野球に携わるあるチームの指導者はやはり締めの言葉にこのコトバがでてくる。
私は,「勝ち負けを超えたものがそこにはある」と思う。それは勝ちを争って励む結果の価値だと。そして,その勝ち負けを超えたものを,子どもたちに授けていくのが,指導者のミッションであるとさえ思う。
最初は親として,指導者として,チームの役員として,そして今は大会の運営に携わる役員の一人として。学童野球にこれまで携わってそう思う。
いろんなことを経験してきてはじめて味わえるものといえばいいのか,そういうことをとおして鍛えられる五感の次の部分というのか・・・。いろんな立場で,子どもの成長,チームとしての成長,みんなの一生懸命さなどなど肌で感じ,また自らその中にいるからこそ,鍛えられる感性といえば少しかっこよすぎるか・・。
ずいぶん前に書いたことかもしれない「ものさし」の話。ひとつのものさしでは一つの軸の評価しかできないけれど,そのものさしをたくさん持てば,いろんな角度から評価できるということ。そのものさしの数を増やしたいなぁ・・という内容の記事。それを今,思い出した。
長男が高校生になり,センバツへ向けた地区大会が始まった。試合をのぞくと市内の各高校に必ず懐かしい顔がいるいる・・。どこからともなく声をかけていただくことがとても多い。とても懐かしく,嬉しく,試合そっちのけで話しに華が咲く。「○○君は1年生でレギュラーをとった!」とかいろんな情報も飛び交う。しかし,どの親も,あの頃(学童)の時の姿とはうってかわって柔和に観戦している。みんながそうではないかもしれないけれど,この親たちも勝ち負けをこえた何かをつかみ,それを軸にわが子を応援しているのだろう。
ある別の学童の指導者とのつい先日の短い会話に私は胸を打った。
私「(決勝戦では)すごくいい試合で,それも激戦を見事にものにしましたね!」
指導者「それも,いいライバルが相手だからこそ,こういう試合ができるんですよ」
負けた方のチームが私の出身チームだったことで配慮いただいたのかもしれないけれど,常からの対戦相手に対する考え方(教育)の指導の姿勢が備わっていないと,急にこんなコトバはでてこないはず。
きっとこのチームは優勝した結果を喜びつつ,勝ち負けを超えた何かをみんなが感じているはずだと,そしてシーズン終盤にかけて,益々チームがひとつになっていくんだろうなぁっと表彰式の彼の後姿を見て確信した。