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奥野和彦

妄想 甲子園2

2011-10-31 23:32:16 | 写真
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10月は週末になると雨が降り
少年野球は秋の大会シーズンにも関わらず
順延が続き、日程調整に忙しい。
昨日は5、6年生が市内の大会で残念ながら負け、
4年生以下は近隣の市区より集まるチームの大会で
初戦を突破する。

夕方になってその大会の幹事チームの監督さんと
電話で話す。その日程調整の話のあと
「それはそうと、K東一高、I 藤くん甲子園決めましたね。
おめでとうございます。」

…I 藤? 甲子園? あ!今日決勝だった。

高校野球の都大会も延びていて、昨日が
夏、決勝で敗れた帝京高校にリベンジの決勝戦であった。
(7月30日をご参照下さい)

一緒にいたO山監督とともに喜び、いつもの店に行って
いつものようにいた、I 藤のじいちゃんと
うれし涙の祝杯をあげた。

妄想甲子園からは 妄想 がとれた。
大変なプレッシャーではあるだろうが
彼は、身内はもちろん、学校や在籍したチームの後輩や、
このおじさん達の期待をも よいしょ と背負って
春の選抜甲子園大会に名門K東一高の4番バッターとして
出場の予定になる。
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そしてまた昨日。
3年生のハセヤマがキャッチャーやってみたいと
いうので、4年生のフリーバッティングの時に
防具をつけて、初めてやらせてみる。
目は爛々と輝き、ファウルチップも捕るし
キャッチャーフライも追うし、素晴らしい動き。
もともと、恥ずかしがり屋で、照れ屋で
なかなか「本気」になれなかった子であるが
誰が、背中の やる気スイッチ を押したのか
いきなりのデビューである。

  キャッチャー面白いか?

  うん!

午後の4年生以下の大会では、正捕手 コウタに
並んでプロテクターを着け、チェンジの際の
投球練習の球を受ける。
ごめん、今日は采配優先でカメラ持って来なかったよ。
今日の、ハッセーを撮っておきたかったなぁ。

こうして「選手」は生まれて行く。


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