-写真の部屋-

奥野和彦

妄想鉄道 5

2011-11-01 16:56:43 | 写真
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焼杉という外壁材について調べてみる。
杉板の表面を焼いて炭化させることによって
火がすぐに燃え移らない、防火性能。
同じく表面に炭化層があるため、内部の腐食が起きにくい。
というのが主な特徴であるらしい。

外壁にこれを帯にして貼る状態にしたもの、或は工法を
羽目板というが、板を横ばりにするやり方と縦に並べていく
方法がある。一般的に横に貼ってあるものをイメージするが
舞台である、弓削島ではほとんどの建物が縦に板を使ってある。
海であること?が理由かと思ったりするが
素人の浅い考えで、正確なことは分からない。

鉄道模型の世界で、建物のキットとして売られているものも
横貼りばかりで、縦に貼ってあるものは物置とかトイレ
に多い。(の皆様、ごめんなさい)
してみると、縦に並べていくというのは廉価であって
潮を浴びる海沿いの家の壁では、補修交換のペースも早く
そのための選択であるのか…?

妄想鉄道の中で、建物を建てるにあたっても
その特色を盛り込もうとするため、夏には
家の壁と地面の色をたくさん撮って来たが
壁ばかりでなく、作りそのものにも特徴が
あるようだ。 それについてはまたいつか。 
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ちなみに、今日
地元で見かけたのは、こんな感じである。

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朝の構内に陽が当たる。
目下試運転を繰り返しているが
単純な線路配置なれど、脱線が相次ぐポイント。
どうにか、しないとね。
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オーナーが、車輌や雰囲気はレトロであっても
トイレは女性でも気持ちよく使ってもらえるよう
水洗且つ、ウォシュレット完備を押し通した。
当初、用意したトイレ用スペースでは足りなくなり
ホームを延長し、ホーム上に置くことになって
ご覧のとおり工事中。
IC乗車券が使える自動改札機を置く予定だが
弓削島は愛媛県でありながら、生活圏は広島に近く
伊予鉄道のい~カードを使うか、関西圏のPiTaPaに
するか妄想中。
ホーロー看板でDoCoMoやユニクロの看板を作り
金鳥や、づつうにノーチカ、などの看板と
並べて民家の軒下の焼杉に貼ってみたいと思っている。

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