鍵盤弾き宮野わかなの音楽生活

鍵盤弾きの日常日記

情熱のスペインがここに・・・・

2013-05-15 10:46:36 | wakanaの音楽ネタ
日曜日はピアノコンサートに行って参りました。
会場は・・・・ 天使たちが可愛いですねぇ。
地下へ降りると壁一体がギャラリーになっていました。
ピアノはベーゼンドルファーです。

素敵な空間でした。今回のプログラム!

全部スペインの作曲家のプログラムっていうのは非常に珍しいです。
スペイン作品の研究と演奏で第一人者のピアニスト上原由紀音さんが
企画制作されています。
スペインというとフラメンコ=ギターのイメージが強いのですが
ピアノ曲やピアノ用にアレンジした楽曲もたくさんあり
最近は聴く機会も少し多くなりました。ある意味プチブームかな?
教室に他の先生の私物?をちょっと拝借し(すいまへん)
時間のある時密かにちょこっと音出しして興味を惹かれていた
所だったのでお誘いを受けた時はびっくり!
音楽仲間のやまじゃきさん(ニックネームです)がトップバッターで
弾かれました。アルベニスのスペイン組曲第一集から静かめのグラダナ
そしてリズミックなアラゴンです。

グラダナの最初の部分は左手がメロディーですから
表現するのが難しい。バランスですね。丁寧に美しく
弾いてました。スペインの光と風を感じました。
そしてリズミックでダイナミックなアラゴン。
今回たくさんの演奏者を聴きましたが、注目したのは
f(フォルテ)です。シャープに綺麗にfを弾く。
その時のやまじゃきさんの足の踏ん張り
に目がいきました。いいないいな。^^身体で弾く。
かっこええ~!そう、ご本人にも伝えましたがRockと共通している。
私も演奏中は恥ずかしながら大股開きで
足の力の入れ方はかなりなもの。ジャンルなんて関係ない。
パッションっていうのは共通してるんですね。だから自然に
身体で弾く事になるのです。
やまじゃきさんの場合は様々な音楽ジャンルに精通しているので
演奏の中にそう言う部分が垣間見れるのかと思います。
だから楽しい。ありがたいことに、いつも私のライブに来て頂いているのです。
Rockリクエストなんかも頂きます。(又何かやりますね!)
スペイン作品には未だに疎いのですが、いっぱい良い作品が
あって魅力的でした。とても弾いてみたくなりました。
これから少しずつトライしてみます。良いインフォありがとう
ございました。この会は毎年行われているようなので皆さまも
ぜひ情熱のスペインを感じて見て下さい。(その時はお知らせしますね)
それぞれのピアニストも個性的で楽しかったです。
素敵なコンサートでした。次回も楽しみにしています!