鍵盤弾き宮野わかなの音楽生活

鍵盤弾きの日常日記

ライブの感想と原曲解説・・・・

2013-06-27 10:23:34 | I.M PROJECT
毎回ライブにお越しいただいてる、こちらでも紹介した
スペインのピアノ曲を弾く会の出演その他コンサート、イベントで
活動をされているクラシックピアノのやまじゃきさんこと
山崎南海子さんが、今回もmixiで短い感想を書いて下さいました。
いつも終わってからすぐに熱く語ってくれます。
mixiだけではもったいない?ので転載させて頂きます。
そしてライブで投げかけた?グノシエンヌってどういう意味?
の質問も調べて書いて下さいました。本当に嬉しいですね。
やまじゃきさんもこれから色々とあるようなので
私も楽しみにしています。ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

『マイミクさんのLive!行ってきました。
毎回アレンジがすごくて一度聴いた曲でも飽きないです。
なんていうか種類が多いっていうか。
1つのジャンルに拘らずにクロスオーバーで縦横無尽に
アレンジしているからですかね〜。
まさかサティのグノシエンヌがあんな形になるとは……。
原曲わからんがな(/--)/
メンバー皆さんの引き出しが多くて、なおかつ深いんでしょうね。
やっす〜良かったぞ(^-^)』

≪原曲について≫

あ、グノシエンヌは1番ですね。(今回演奏した曲)
【グノス】とは古代クレタ島にあった古都
【グノース】の事で、【グノス風】という意味だそうですよ。

この曲が作曲されたのが1890年。前年の1889年はパリで万国博覧会が開催されたそうです。
作品が生まれたインスピレーションは、世界各国から集められた物と情報、
とりわけ、東洋的な音楽に深く心を奪われインスパイアされて、
【3つのグノシエンヌ】が作曲されたそうです。

グノシエンヌと題された曲は全部で6曲ですね。
最初の1番から3番までが【3つのグノシエンヌ】
4番から6番までが【3つのグノシエンヌ(遺作)】というようです。
楽譜を見ると、小節線がなくてサティらしい(^.^)妖しいですよね。
5番(これは小節線があります。2/4拍子)が有名かな?CMとかで使われたかな


原曲はこちら・・・私も好きな曲だっただけに演奏していて面白かったです。
グノシエンヌ第1番


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2 コメント

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グノシェンヌ (中野)
2013-06-27 15:03:18
トリビアをもう少し。

『グノシエンヌ』とは「知る」というギリシア語の動詞の語幹をもとにして作ったサティの造語である。語源はまた、古代クレタ島にあった古都「グノーソス宮」とも神秘教会グノーシス派とも言われている。古代ギリシャの詩の脚韻を踏んだリズムが伴奏部に使われている、とありますね。

で、「グノーシス」って何?と思われるので、それはWikiのリンクを張っておきますので、関心があれば一読ください。

ではでは。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%B9%E4%B8%BB%E7%BE%A9
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ほほぅ。 (wakana)
2013-06-29 11:34:07
>中野さん トリビアありがとうございます。勉強になりますね~
アカデミックなBlogになるわ。(笑)

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