FRIARS'N'SNIFFERS

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コンプレックス

2012-10-22 20:29:00 | ucchhy
地元愛とか生まれ育った所へリスペクトする話をよく聞く。

俺はほんの少し前まで地元をメチャクチャ嫌ってた。
恥ずかしくて言いたくなかった。
みーんなイモ丸出しでダサくて。
洗練されたものなんてなにもありゃしない。
なんで俺の車が数日間停まってるだけで生きてるか心配するんだっちゅーの。

夏は盆踊り!
(母親が踊ってる姿を見ないフリするのも辛い)
秋は強制参加の運動会!
(綱引き中マイクで俺の名前を連呼するな)
年末は暮れの挨拶回り!
(歳暮をお互い渡してたらただのプレゼント交換じゃないか)
正月明けは田んぼで、とんど!
(しめ縄と餅を焼く時に家庭ゴミも一緒に放り込むのやめろ)
春はつくしとってオスソわけ!
(つくしの佃煮食べる10~20代いたらシブすぎるわ)
こんな事が信号もない携帯の電波も怪しい俺の地元で当たり前に行われている。

思い返せばまず高校の寮で周りの話を聞いているうちに自分が如何に田舎住みなのがわかってきた。まだこれだけならいいけど俺の住んでいるトコは広島の中で東部に位置しておりケッタイな方言(備後弁)の地域で喋れば笑われてた。それが嫌で地元言葉を喋らなくなった。
就職で東京に行った時になに着てもなに喋ってもTHE 田舎者だと思った。
東京から引き揚げてきてもロックというかパンクなバンド仲間なんてここにはおらんと思って広島市内、岡山市内を遊び場としていた。

いま思えば、どーーー考えても偏見というか(勝手な)音楽と都会を結び付けて憧れと嫉妬だけ、と思えるようになってきた。

この話と混同してはいかんけど昨日ペパーランドでROGUE TROOPERを観た。
なんとカッコいいことよ!
先月の東京ギグの前に各メンバーに激励メール送るとベーシストの返答はこうだ。

「都会の恵まれた人達にカマしてきますわぁ」

ときたもんだ。
のんびりとしたこの言葉こそ気持ちいいギグを確約されたようなもんじゃないか?

結局ヤル人はやっている。田舎も都会も関係ない。
というか都会ってなんだよ(笑)
それとロックが関係あるのか?
・・・俺が1人で勝手に田舎だの都会だの勘違いしてただけど(恥)

デカイ事言えばそれこそ国だって関係ない。パンクのメッカ、イギリスのバンドより日本にだってカッコいいバンドがいっぱいいるし。

ハイ強引なオチ。
本場UKからのサークルスよりかっこいいギグ、俺は狙ってますよって事!!!!

画像はマイホームベランダからこの時期恒例の稲刈りを望む。
冒頭書いたように前はこの光景がうんざりだったんだけど今じゃ安心するよ、ホント。
ここでのipodかけながらコーヒーとタバコがどこのカフェより好きなんです。
ウチ来たらここでお茶しましょ☆