2023年10月21日宇和島城に登ってきました。100名城の83番目、現存12天守です。
前回は2011年の8月ですから12年ぶり!
南国スタイル&リゾートチックな宇和島駅です。
ここから歩くと20分弱ですが、ホテルが宿泊者に自転車を貸して下さるというので、遠慮なくお借りしました。
ありがとうございます、宇和島ターミナルホテルさん。
7分位で入口の観光物産協会さんへ到着です。
ふむふむ、なるほど。
移築された桑折氏武家長屋門を潜って中に入ります。
城内マップです。
早速見える石垣にワクワク。
いやあ、やっぱり良いですねえ、攻城したくなります。
2つのルートに分かれます。急な階段ルートと緩やかな坂道ルート。どっちにしましょうか?
急な階段ルートにしました、こんな感じですよ。
思ったよりキツくありません。それよりか石垣がステキです。
井戸丸跡ですよ。
井戸の縁に文字が刻んでいるそうですが、とても読めません。
更に登ると石垣が見えてきました、最高です。
ご立派です、足が逆に軽くなってきました(笑)
見事な勾配。
分岐から10分も立っていません。
石垣に沿って歩きます。
足元に門の跡と見られる窪みがありますね。
おや、振り返れば天守がこちらを見ていますよ。
綺麗です。宇和島城の天守は美人なんですよね。
二の丸広場に到着。
御算用矢倉跡だそうです。
天守と楔形門が見えました。
宇和島城の石碑でしょうか、ここ以外では見当たりませんでした。
いやあ、天守ですよ。綺麗だし可愛らしくもあります。
言わずとしれた本丸跡(そりゃそうです)
晴れてきていよいよ天守が美しく見えます。
土曜日の午前中は、人出が少なくて良いですね。
反対側から見てみました。
せっかくですので裏にも回ってみましょうか。
あんまり見たことない表情です。
天守と宇和島伊達家誕生の説明が書いてありました。
伊達政宗の側室が産んだ長男が秀宗(秀吉の一字拝領)でしたが、正室の愛姫(めごひめ)が産んだ忠宗(徳川二代目将軍秀忠の一字拝領)が仙台伊達家後継者となってしまいました。
忠宗は徳川家で育ったため将軍家の覚えも良く、一方秀宗は伏見城で育ち秀頼の小姓にもなり、豊臣姓まで貰ったためでしょうか。
大坂冬の陣では政宗、秀宗の父子コンビは一緒に戦い、結果として秀宗は宇和島10万石の初代藩主となった訳です。
政宗が親心を見せたんでしょうかねえ。
もちろん伊達本家は忠宗が継いでいます。
本丸広場からは海も見えるんですよ、もっと天気が良いといいのに。
では天守内に入りましょう。
御城印と、
お城カードを無事GETできました。ミッションクリアです。
天守内です。急な階段ですよねえ。
墨絵の宇和島城も良いです。
あ、桃があります。
またありました。
更にもう一個。
都合4か所で見つけました。犬山城、大阪城に続いてですね。
闘牛場が見えました。
最上階に屏風複製が置いてありました。かつての宇和島城です。
他の人がいなくなった瞬間にパシャリ。
かつての、元禄のころの宇和島城です。五角形なんですね。
左から豊臣秀吉、伊達秀宗、伊達政宗の甲冑です。
天守の外に出ました、晴れてきましたね。
帰りは緩やかな坂道ルートを下ります。城山郷土館ですが、寄りませんでした。
長門丸門跡を下っていきます。
見事な石垣ですが右奥が崩れていますね。
下るすがらも石垣です。
長門丸外側の石垣も美しいのですよ。ここを回ると、
最後の下り道でした。
桑折氏武家長屋門を見下ろしました。
宇和島城探索は終了です。
自転車を返却して、次の目的地に向かいます。11時4分のバスに乗るため、急ぎますよ~
桃瓦はなぜかうれしくなりますね。