馬鹿琴の独り言

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川越城に行ってきました

2025-01-18 22:52:02 | 城攻め

2025年1月18日、川越神社に行ってきました。

日本100名城19番目、2回目です。前回は御殿が改装中で中に入れませんでした。

リターンマッチに挑む訳です。ちなみにこんなトコです。

西武鉄道新宿線の本川越駅で下車。

川越市のゆるキャラときもがたくさんいました。

本丸御殿に時の鐘に山車に、と。ワラワラいます。

お城を攻略する前にお昼をいただきましょう。

埼玉県では有名なラーメン屋さん、頑者さんに決めました。

20分くらい並んでから食券を買ってGO!

つけ麺中盛1,050円です。

讃岐うどんの様に太い麺と濃厚スープに満足でした。

 

では出発です~

ときもくんの消火栓(笑)

武州ガスさんもときもくん。

そうこうしているうちにまず第一の目標、喜多院に行きました。

喜多院はこんなトコ。

天台宗の寺院、別名川越大師。830年に創建です。

どろぼうばし、とか言う物騒な名前がついています。

謂れはこんな感じです、人情噺みたい。

ところでこの橋が一本の丸木橋としたら……橋の回りが凄いのです。

ほら橋の下はV字谷。お堀なんです。

北条と上杉の河越夜戦などの戦いでお寺も炎上した様です。

やはり戦いも多く自然と備えを構えたのでしょうかねえ。

ちなみに関ヶ原前に天海僧正が住職になったそうなんです。

慈眼大師こと天海を祀っている慈眼堂。

見事なタワーは多宝塔です。

1638年寛永15年に火事があり寺院が消失してしまいましたが、三代将軍徳川家光は江戸城から建物を移築したんですって。

見に行きましょう。

この辺りです。

残念、中は撮影禁止ですって。お庭はOK……

な、何か動いています!!

どうやら鳥を追い掛けている様です。

こちらの呼び掛けに応じず、獲物を追う猫さん。去って行きました。

赤い唐橋が遠くに見えます。

建物の中には春日局化粧の間というものがあり、これも移築されていました。

本殿と客殿を結ぶ廊下。奥は現在護摩を焚いていて進むことができません。

御朱印をいただきました。

厄除 川越大師、星野山 喜多院と書いてありますね。

外から見た客殿。葵の紋付きでした。

外から見た渡り廊下。

 

また五百羅漢がありますので見に行ってみます。

全部で538体あるそうですよ、誰が数えたのでしょうか(笑)

花より、ならぬお参りより団子。しばしの休憩を取りました。

立派な山門、たくさんの人で境内は賑わっております。

星野山って素敵な山号ですね。

天海僧正、実は明智……いやいや、が睥睨しておりました。

ではお参りして参りますね。

参拝の後、お城を目指して歩きます。意外と近い感じ。

ざっと15分歩くと、川越城富士見櫓跡が見えてきました。

横に階段があります。登りますね。

更にもう一つ階段があるのです。

あら、何もなし。敷石だけが見当たりました。

1457年に太田道灌がお父さんと築城したんですって。

かつてはこの富士見櫓に三重の櫓があったとのことです。今は何もありませんが、ワクワクします。

更に歩きます。5分くらいで、

かつての川越城の地図。天守はないようですね。

かつて入れなかった川越城本丸御殿です。

御殿の全景です。中に入る前に、辺りをうろうろします。

初雁武徳殿と書かれています。

昭和初期には本丸御殿は武道の修練場として使用されていたんですって。

しかし、何か音が聞こえます。にゃーにゃー言ってますが……

いました!

眠そうな猫、球場の向こうで、ひなたぼっこでもしているのでしょうか。

実は球場があって金網で遮られているのです。

あ、でもにゃーにゃー鳴いていませんよ、この子は。

どこだろう、また鳴き声が聞こえてくるのです。

!!

あ、木の上です。どうも降りられないようです。

3メートルくらいの高さです。助けてあげたいけど、金網の向こう側ですし、手も届きません。

こういう場合は119番でも呼ぶのでしょうか。

一緒に行った人と見上げていたら、近在のおじさんが近づいてきました。

棒で突っつけば降りるだろ、ですって。

 

私たちは何もできないので、もうおじさんにお任せすることにしました。

後ろ髪を引かれながら、この場を去ることにしました。

 

では眼の前の本丸御殿に入ります。

入場料は何と100円!この破格なお値段!!

案内図です。

篠山城、二条城、佐賀城、掛川城、高知城以来の御殿ですかね。

長~い廊下です。こちらも外人が多いのです。

物頭の詰所だそうです。

やはり天守はありません、御殿のみです。

奥に進みますと家老さん達が詰めてました。ほら。

これこそ正に膝詰め談判ってやつですね。

釘隠し。ハートマークがついています。

大広間の襖絵です。枯れた味わいが素敵なんですよ。

なお御城印は売切れなんですって(´・ω・`)

御殿を出て北側に向かって歩きます。振り返ると両側は土塁なのでした。

今ごろ川越城の石碑がこちらにもありました。

自販機は、お城ではなく時の鐘をモチーフにしております。

更に北側には虎櫓という遺構があるのですが、ご覧の通り、金網に包まれていて接近できませぬ。

大体川越城を見て回りました。

三芳野神社という神社があります。逸話が興味深いので行ってみます。

川越城七つの不思議について書いてあります。

童謡通りゃんせの舞台なんです。

昔、三芳野神社は川越城内にあり、庶民は気軽に参拝できなかったんですって。

で、お参りの帰りに番人の厳しいチェックを受けるため、これは密偵を防止するためなんですが

「行きはよいよい、帰りは怖い」

ということなんです。これは知りませんでしたね。

鮮やかな朱の三芳野神社。

書置きの御朱印をいただきましたよ。

さあ川越の市内を散策しましょう。

中ノ門堀跡というのがありました。

Vの字です。

左側がお城側、右側が外側なのです。敵は苦しむのでしょうね。

こんな感じです。這い上ることができず、防衛側にやられる訳です。

市役所前まで来ると人混みが酷くなります。

ここには大手門跡と太田道灌像があります。狩衣です、山吹の逸話の最中でしょうか。

菓子屋横丁です。

ココも賑わっていてますねえ。みんな買い食いして食べ歩きされています。

例のでかいお麩も売れているみたいなのです(笑)

町のシンボル、時の鐘が見えております。

寛永の時代に川越藩主の酒井忠勝が作らせたそうです。

下を潜って中に入れそうです。

高さ16メートル!!

上に鐘があるのが分かります。

色つきマンホールがありましたが、時の鐘バージョンでした。

そろそろ帰りますか、でわ。


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