2023年8月13日岸和田城の帰りに、陰陽師安倍晴明の史跡を1つばかり巡ってきました。
この辺り、泉南地域は、晴明のお母さんである狐の葛の葉姫の出身地と呼ばれています。
では急急如律令~
信太森葛葉稲荷神社。
大阪府和泉市葛の葉町1丁目11-47
蛸地蔵駅から南海に乗って羽衣駅で下車、ここはJR阪和線に繋がっていますので、東羽衣駅まで歩きます。
鳳駅まで一駅乗って、阪和線で南下、北信太駅を降りたらすぐなんです。
東羽衣駅から鳳駅までの阪和線の雄姿。
南西に進むと鳥居と参道が見えてきました。
こちらにもありました。
恋しくば 尋ねきてみよ 和泉なる
信太の森の うらみ葛の葉
神社の由緒です。
狐さんが神々しいです。
和泉式部さんの歌碑。
秋風は すこし吹くとも 葛の葉の
うらみがほには みへじともおもう
和泉式部のころには信太の森は知られていたのですねえ、なるほど。
ちなみに和泉式部の生年は天元元年(978年)で没年は不明。
安倍晴明は延喜二十一年(921年)生まれで寛弘二年1005年に亡くなっていますから、宮中でニアミスくらいしているかもしれません。
こちらは俳聖松尾芭蕉さん。
葛の葉の おもて見せけり 今朝の霜
しかしどこ行っても、松尾芭蕉さんの痕跡というか足跡に逢ってしまう気がします。
弘法大師空海と役行者にも(笑)
いざ本殿へ。
狐さんが4体もこちらを伺っています。
御祭神の方々。
最後に晴明の母がいました。
ご神木の楠に2つのお社があります。
葛の葉伝説。
姿見の井戸。
白狐化身の木。
この他にもいろいろな神様がおわしました。
例によって、予想通り弘法大師空海さんも祀られていましたよ。
それでは捜索を終わりにして、帰ることにします。
歩いて10分くらいで、北信太駅に戻ってきました。
明日も天気が持てば、安倍晴明を探してくるつもりです、でわ~
※御朱印はこちらです。
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