馬鹿琴の独り言

独り言を綴ります。時にはお相手して下さい。

上月城に登ってきました

2024-01-13 22:56:18 | 城攻め

2023年1月13日上月城に登ってきました。

昨年10月末に白旗城に登った際に一緒に攻略しようと思ったのですが、出来なかったため単独で挑戦。

毎度お世話になってきた姫路駅で姫新線に乗換え。9時48分発に乗ります。

姫新線を2回乗換えて佐用駅に10時57分。智頭急行がいてくれました。

目的地の上月駅には11時9分に着きました。3時間も列車に乗っていたことになりますね(笑)

ちなみに姫新線は、途中からICカードが使えなくなり、清算が面倒になります( ;∀;)

上月駅です。

帰りの時刻表を押さえておく必要があります。15時25分には乗りたいな。

上月駅は無人駅で特産物特売所が併設されています。

では向かいます。駅から10分ほど歩いて案内が出てきましたよ。

マンホールはお城ではなく蛍。夏には蛍が見れるのでしょうか。

11時半です。コンビニもないので昼食を取ります。

実は事前に気になるお店があって、調べていたのですよね。

カレーうどんのお店、かずらさん。

 

かずら (上月/そば)

★★★☆☆3.35 ■「代打の神様」八木裕氏も絶賛!名物カレーうどんはファン多数!! ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

食べログ

 

外観はこんな感じです。外国の雑貨を取扱う感じっぽいです。

中は一転してダイナーっぽくなっています。

BGMは50年代、60年代のアメリカンオールディーズ。ダイアナとかビーマイベイビーとか。

私が頼んだのはビッグとんかつカレーうどん980円。後でライスを頼もうと思っていましたが、量が多くて無理でした。

汗かいてふうふういいながらカレーうどんと決闘し、薄氷の勝利。

大満足で、ポンポンいっぱいになって、外に出ます。バイカーがたくさん訪れて繁盛している感じでしたよ。

では攻城に向かいます。

上月城の看板が見えました!!あの山の上なんですね。

もうすぐですね。

明治維新志士立石孫一郎生誕地、と書いてあります。

立石孫一郎ってあまり聞いたことないのですが、帰って調べました。

上月の庄屋の生まれで倉敷の庄屋の養子になったそうです。幕末の動乱に乗じて、長州にシンパシーを感じたのか、奇兵隊に入ります。

第二奇兵隊幹部となった立石さんは、本隊を脱走、約100人を引き連れて、馴染みのある倉敷の天領代官所を襲撃してしまうのでした。続いて、総社にある浅尾藩陣屋を襲撃。

ところがその後、広島の幕府軍の攻撃で自軍は壊滅、立石さんは長州に逃亡します。

桂小五郎こと木戸孝允は、非情の決断をします。

長州藩の命で倉敷、浅尾藩陣屋を襲ったと取られない様にするため、残党を捕える様に指示を出しました。

助命嘆願中でしたが、立石孫一郎は潜伏先で殺害されてしまいます。赤報隊っぽい話でもありますね。

 

その先には赤松円心(則村)廟所と書かれた石柱が。興味を引かれますが先に行きます。

ああ見えてきました、上月歴史資料館。

説明図が幾つか。

この話は面白いですね。

織田方として戦った黒田官兵衛の奥さんの姉妹が、上月城主の奥さんらしいのですよ。

地図も。簡単に登れそうな感じです。

資料館で御城印入手しました。

向かいますよ~

白旗城と同じで、登った人数を計測する機械がまたありました。

頂上まで380メートル。

こんな道です。ヒイヒイ、3人ほど上から降りてきました。

おや、何か見えてきました。

堀切です。

斜面はきつくて落ちたら戻れなさそう。風が強くなってきました。

晴れてるのに……雨?いや雪かな?

ここまで来てそれはないわ、とボヤキながら歩きます。

と!平たいところに出ました。

まさかの頂上、登ってから15分足らずです。ヤッタ━━━ヾ(*≧∀≦*)ノ━━━!!!

織田方に責められて自害した赤松政範さんの墓です。南無~

お城の詳しい見取り図。あんまり設備らしいものは見掛けませんでしたね。

お墓と地図のみ。

ここから戻るのも面白くないので、反対側の下山道を降りてみます。

築地、目高集落と書いてあります。

幻の城、利神城が見えるとのことですが、私には見えません。

利神城はこんなところ。攻城したくなりますでしょ?

 

利神城ガイドツアー

RE感じよう~利神城復活プロジェクト~

利神城ガイドツアー

 

南側にも堀切です。

目高の築地目指して行きましょう……雪と風が強いです。

はためく上月城の幟。

砦の跡。痕跡は分かりません( ;∀;)

道が広がってきました、少し安心。

油断大敵、大木が折れて道が塞がっていました。

これは洒落にならんのですよ、迂回迂回。

先に進むしかないのです。

おや三叉路。右は柊神社だそうですので、行ってみます。

ホラー感漂う柊神社。夜は絶対無理。(夜は登れませんわ!)

今回の探索の無事を祈願しましたよ。

三叉路に戻って左に行きましょう。

目高の築地、北側の砦に入っていきます。

到着しましたが……素人目には分からず。

転がった石は、名残りなんでしょうか。

平らなところ……何も見当たらず。

大成山城?違う山城に来てしまったのかもしれません。

私はどこにいるのでしょうか。

この辺りだと思うのですが。

下り道に差し掛かりました。

電波塔と急な斜面を下りましょう。

この先は牧場めいたところと目高の集落があり、4キロくらいを歩く羽目になりました(笑)

下りですから思ったほどキツくありません。

 

上月城の搦手道ですが、すでに15時。帰りの列車が15時25分なので少々焦ります。

上月氏発祥の地。

上月氏は播磨赤松家の支流ですね。

上月歴史資料館が見えてきました。

ん?尼子橋?

上月城の戦いで散った尼子勝久さんを追悼した石碑です。こちらも南無~

上月城の戦いにおける戦没者供養の石碑。

最後に山中鹿介追悼の石碑。

彼はここで降伏し、備中松山城に護送される途中で毛利家によって最期を遂げました。

尼子再興の夢はここに潰えます。

15時8分。25分には駅を出ますので大急ぎで戻ります、さらば上月城。

駅の観光案内。15時18分駅に到着ですから、登山口から10分で行けるのですねえ。

帰りは、佐用から智頭急行に乗って上郡に出なければいけないようです。

それにしても、幻の城、利神城に行きたいですね!

でわ、また。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 七尾城に登ってきた思い出を... | トップ | 超意訳:南総里見八犬伝【第... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
上月の戦 (栗八)
2024-01-14 13:37:58
>夜は絶対無理。

いやいや、昼間でも単独では、へっぴり腰になりそうです。
実戦のあった城址は…賑やかだったですか?
返信する
実戦のあった城址 (馬鹿琴)
2024-01-14 19:54:12
いらっしゃいませ、栗八さん。

城址は穏やかでしたが、この日は雪が舞い、時折強風が吹いておりました。
鉄道ダイヤにも影響あったみたいです。

神社の朽ちた感じが恐怖感を煽りますよね(笑)
私もビビりながら近づきました、
返信する

コメントを投稿

城攻め」カテゴリの最新記事