ぬくいさんの途方もない仕事をごらんいただくことにしましょう。
まずはろくろ挽きしたドラ鉢を、自分で調合した色ドベで染め上げます。
ここに下描きを施し、その線に沿ってドベ層を掻き落としていくわけですが・・・
とてつもなく繊細な模様です。
花札・・・?
松に鶴・・・
白い部分は、すべて掻き落とした部分です。
まるで木版画。
これをですね、四季折々の十二月分、十二種類十二点に仕上げていこうという試みです。
梅にウグイス・・・
こちらは桜ですね・・・
日がな一日、こんなふうに手を動かしてます。
お菓子を食べる以外には、目も上げません。
すごい集中力。
あまり無理しないでくださいね。
しかし、かき氷屋さんを開くまで、彼女の修行のような日々がつづきます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園