猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

The Mincer 頑張った! でもちょっと残念!

2014年10月28日 23時50分00秒 | 音楽
Starless Box 3枚目、Zurichの「The Law Of Maximum Distress Part1」~「The Mincer」~「The Law Of Maximum Distress Part2」メドレーの「The Mincer」が Starless And Bible Black からの歌入りバージョンでした!

「The Mincer」は歌が無いとつまらないインプロなので、個人的に私もデジタルレコーディングソフトを使って同じように「The Mincer」を差し替えてこのメドレーの歌入りバージョンを作っていたのですが、公式がやってくれました!

でも「The Mincer」はオリジナルテープが失われており、どうしてもブートの悪い音で補わなければならない箇所があり、そこが我慢ならなかったのでしょう、ブートにしかない何小節かをきれいさっぱり削り、綺麗な音の部分だけを繋いだ綺麗なメドレーにしてしまっています。
気持ちはすごく分かりますが、聴き慣れているだけに違和感がかなりあります。
特に繋ぎの関係でPart2冒頭の綺麗な音まで削られているのがかっこいい箇所だっただけに残念です。

もしかしたらボーナスディスクに完全版が入っているのでしょうか。
老眼で小さな文字は全く見る気にならないのでブックレットを確認する気もありません。
どなたか教えていただけると幸いです。
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キング・クリムゾン Starless Box 到着!

2014年10月27日 19時00分00秒 | 音楽
Burning Shed から Starless Box が到着しました。








































既発の音源ばかりではありますがリマスターが素晴らしいです。

まだ最初の3枚を聴いただけですが、演奏の表現がよく分かり、聴いていて非常に楽しいです。
個人的には、あのビートルズの歴史的リマスターと同レベルの、音楽ごころのある非常に丁寧なリマスターだと思います。

また、クロスは他の3人に比べると才能が2つくらい落ちて伴奏者レベルの仕事しかしていないことがほとんどだと思っていたのですが、このリマスターのおかげで、3人に食らい付こうと所々で気合いを入れて演奏しているのが分かり、少しだけ評価を改めることができました。


確かにフリップ商法(錬金術)ではありますが、きちんとしたオーディオシステムを持っているクリムゾンファンであれば、このボックスは購入すべきです。
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コンダウーロワでかかった! 牧阿佐美バレエ団 白鳥の湖

2014年10月22日 22時35分00秒 | その他
コンダウーロワ来ました!
そしてでかかった!

牧阿佐美バレエ団の白鳥の湖の初日10/18の公演に行ってきました。

山手線が止まったせいで新宿から会場のある五反田まで地下鉄を乗り継いでさらに会場まで歩きましたが、
会場に着いたときにはすでに一幕が始まっていました。
コンダウーロワ演じる白鳥の出番はまだでしたが、群舞が素敵ですぐに引き込まれてしまいました。
衣装も素敵で女子の群舞は非常にキュートでした。

バレエを生で観るのは二度目ですが、前回観た2012年のマリインスキーバレエ団のお引っ越し公演のラ・バヤデールより格段に良かったです。
前回もコンダウーロワ目当てでしたが、あろうことか主役級の4人が雁首揃えて妊娠し来日中止となったあおりで、コンダウーロワは他の日に振り替えとなり観ることができませんでした。
このようにマリインスキーバレエ団はダンサーの管理もできないでたらめなバレエ団なので今回もコンダウーロワがちゃんと来るのか心配でなりませんでした。

そして白鳥の出番です。
間違いなくコンダウーロワです。
なんかでかいです。
背筋も立派です。
小さくキュートな日本人ダンサーに混ざるとすごい力強さです。
連れの友人のバレエマニアの方の話では、白鳥を演じるにはそれなりの身体が必要とのことでしたが、さすがに瀕死の白鳥が瀕死に見えないのには困ったなと思いました。
そのかわり黒鳥はバッチリでした。
この人は黒鳥とか火の鳥とか浮世離れして且つ力強い役が本当に似合います。
目ぢからの強さと身体の大きさ、背筋の逞しさが生きていて恰好良かったです。
反面、白鳥のダンスは全く印象に残りませんでした。
あとこれはこの人のせいではありませんが、王子のダンスも全く印象に残りませんでした。
これはしかしダンサーのせいだけではなく原作自体の弱さもあるのかなとも思いました。
古典にケチをつけるのはナンセンスなのでしょうが、
白鳥や王子の心理描写がもう少し丁寧で細かかったら、脚本家も脚色し易く、ダンサーも表現しやすかったのではと思いました。
また、曽田正人の昴でも言及されていましたが、黒鳥についても劇中一番強いキャストでありながら黒鳥自身の動機が見えないというのは、もやもやしました。


牧阿佐美バレエ団の公演にはまた行ってみたいと思いました。
コンダウーロワも次は火の鳥で来てくれないかなと思います。
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キング・クリムゾン セットリスト 10/6 Seattle / Moore Theater

2014年10月08日 00時00分00秒 | 音楽
1.Larks' Tongues in Aspic, Part One
2.Pictures of a City
3.VROOOM
4.Coda: Marine 475
5.A Scarcity of Miracles
6.Red
7.Hell Bells
8.The ConstruKction of Light
9.Level Five
10.The Talking Drum
11.Larks' Tongues in Aspic, Part Two
12.The Light of Day
13.Hoodoo
14.The Letters
15.Sailor's Tale
16.One More Red Nightmare
17.Starless

Encore:
18.Hell Hounds of Krim
19.21st Century Schizoid Man



追加公演がなければこれが今回のツアーの最終公演です。
そのせいか曲数が多いです。

結局最後まで代わり映えのしないセットリストでした。

今回のツアーはあくまで筆慣らしとすると、
次のツアーでは新作を見据えたインプロを戦慄リリース前の時期のようにガンガン演奏するのでしょうか。
3人ドラムでダブルトリオ期と同じことをしても意味がないので、
きちんと3人ドラムの意義を明確にした上で新作に取り組んでほしいです。
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キング・クリムゾン セットリスト 10/4 San Francisco / The Warfield

2014年10月07日 21時50分00秒 | 音楽
1.Level Five
2.Larks' Tongues in Aspic, Part One
3.Pictures of a City
4.A Scarcity of Miracles
5.One More Red Nightmare
6.The Talking Drum
7.Larks' Tongues in Aspic, Part Two
8.The ConstruKction of Light
9.VROOOM
10.Coda: Marine 475
11.Hoodoo
12.Sailor's Tale
13.The Letters
14.The Light of Day
15.Red
16.Starless/Indiscipline

Encore:
17.Hell Hounds of Krim
18.21st Century Schizoid Man



16曲目、Starless と Indiscipline のあまりのミスマッチに何それ?と思いましたが、
投稿者のコメントを見ると、Starless の静かなパッセージで Indiscipline のフレーズが演奏されたとのことでした。
でもそのフレーズが出てきたのはたったの2回だけだったようで、これは演奏者の遊び心と言っていいと思います。
気持ちは分かるけど Starless/Indiscipline としたのは勇み足ですね。
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