クリムゾンの2014.9.9の初日の公演を聴く機会に恵まれました。


ドラムが終始ズンドコしてダサくて苦痛でしたが我慢して最後まで聴きました。
3人のうち1人くらいジャイルズやブラッフォードのような細やかで軽やかなタイプがいてもいいと思うのですが、
全員がマステロットを劣化させたような手数が少なく重いもっさりした音でなおかつ、1994年のブラッフォードの表現を借りるならオールマンブラザーズのような、全員が同じフレーズを叩くばかりの創意工夫のない、3人ドラムの必然性が全く感じられない演奏でした。
ウォレスのような荒々しい野性味があればまだ納得できたのですが、全員が中途半端に演奏が上手い上に人格者のようであり、1人が暴走して突出するようなこともなくスリルもない面白みのない演奏でした。
ドラム以外についても、
レヴィンは借りてきたスタジオミュージシャンみたいだし、ジャクジグは借りてきたスタジオミュージシャンだし、フリップもいつもどおり一歩引いているしで、
音楽にケミストリーを生む力のある演奏を感じさせたのはコリンズだけでした。
とはいってもコリンズについても出番はさほど多くはなく、爆発を一番期待した「The Talking Drum」でも控えめな演奏な上に同じキメのフレーズを何回も繰り返す、創意が感じられない場面もありました。
「The Talking Drum」については今回のバンドの特徴をアピールするにはもってこいの曲なのに、あろうことかショートバージョンなのも理解不能でした。
ケミストリーのないバンドが KIng Crimson を名乗ってはダメです。
このあとの公演では改善されたのでしょうか。
ショックで2日目の公演はまだ聴いていません。
この初日のままだとしたらとっとと解散すべきです。
口直しに Rhythm & Drums magazine 10月号付録CDの "魂のドラム・アンサンブル"
を聴きました。

雑誌の付録とは思えない、ツインドラムとはこういうものだというのを正に示した素晴らしい演奏です。
それだけに一ノ瀬正和さんと柏倉隆史さんのトラックはフェイドアウトフェイドインしているのが非常に残念です。
手数王菅沼父娘のトラックは最初と最後にリフがある「Thrak」のような構成の曲です。
演奏後の父娘の笑い声まで収録されていてこれが不意の萌えポイントで別の意味でも破壊力満点です。
mabanuaさんの演奏は1人多重録音でケミストリーを期待するものではないので今回は聴いていませんがこれはこれで面白いものです。
ダブルトリオや3人ドラムに期待したクリムゾンファンの皆様は是非聴いてみてください。
3人全員クビで替わりにこの人達を入れればいいのにと思うことでしょう。


ドラムが終始ズンドコしてダサくて苦痛でしたが我慢して最後まで聴きました。
3人のうち1人くらいジャイルズやブラッフォードのような細やかで軽やかなタイプがいてもいいと思うのですが、
全員がマステロットを劣化させたような手数が少なく重いもっさりした音でなおかつ、1994年のブラッフォードの表現を借りるならオールマンブラザーズのような、全員が同じフレーズを叩くばかりの創意工夫のない、3人ドラムの必然性が全く感じられない演奏でした。
ウォレスのような荒々しい野性味があればまだ納得できたのですが、全員が中途半端に演奏が上手い上に人格者のようであり、1人が暴走して突出するようなこともなくスリルもない面白みのない演奏でした。
ドラム以外についても、
レヴィンは借りてきたスタジオミュージシャンみたいだし、ジャクジグは借りてきたスタジオミュージシャンだし、フリップもいつもどおり一歩引いているしで、
音楽にケミストリーを生む力のある演奏を感じさせたのはコリンズだけでした。
とはいってもコリンズについても出番はさほど多くはなく、爆発を一番期待した「The Talking Drum」でも控えめな演奏な上に同じキメのフレーズを何回も繰り返す、創意が感じられない場面もありました。
「The Talking Drum」については今回のバンドの特徴をアピールするにはもってこいの曲なのに、あろうことかショートバージョンなのも理解不能でした。
ケミストリーのないバンドが KIng Crimson を名乗ってはダメです。
このあとの公演では改善されたのでしょうか。
ショックで2日目の公演はまだ聴いていません。
この初日のままだとしたらとっとと解散すべきです。
口直しに Rhythm & Drums magazine 10月号付録CDの "魂のドラム・アンサンブル"

雑誌の付録とは思えない、ツインドラムとはこういうものだというのを正に示した素晴らしい演奏です。
それだけに一ノ瀬正和さんと柏倉隆史さんのトラックはフェイドアウトフェイドインしているのが非常に残念です。
手数王菅沼父娘のトラックは最初と最後にリフがある「Thrak」のような構成の曲です。
演奏後の父娘の笑い声まで収録されていてこれが不意の萌えポイントで別の意味でも破壊力満点です。
mabanuaさんの演奏は1人多重録音でケミストリーを期待するものではないので今回は聴いていませんがこれはこれで面白いものです。
ダブルトリオや3人ドラムに期待したクリムゾンファンの皆様は是非聴いてみてください。
3人全員クビで替わりにこの人達を入れればいいのにと思うことでしょう。