The Collectable King Crimson :Vol.5 にはがっかりだ

The Collectable King Crimson : Vol.5が届きましたが、前日にDGM LIVE!からダウンロードした1996年6月25日のローマ公演が良すぎたせいもあって、非常にがっかりしました。
何回も何回もDVDで観た公演なので、音だけ聴かされても物足りないというのもあるのですが、演奏が大人し過ぎるというのが一番の理由です。
撮影が入っていたので振り切れることができなかったのでしょうか（その割には10月5日の「Sex,Sleep,Eat,Drink,Dream」の冒頭では、ブラッフォードがノリノリでそこら辺の物を叩いて興に入っていたらブリューがイントロを弾き始めて、ブラッフォードが「Why!!」と抗議して曲が始まるという寸劇を演っていました。・・・何故こっちを収録しない！！）。
つまらない太鼓合奏は再採用しても「Neurotica」は金輪際なかったことになっているのも変わらず（ブックレットのセットリスト表も捏造されています）、サプライズもなく取り柄が全く見出せないCDでした。
音もそこまで良くなっているとは思いませんでした。





それにつけてもローマ公演の素晴らしさです。
音のバランスが変だな、と思ったのも最初の方だけで、ブラッフォードが引っ込み過ぎている残念さも白熱した演奏に引き込まれているうちに、気にならなくなります。
全体を引っ張っているのはブリューです。
この公演のブリューの出来上がりっぷりは凄いです。
他のメンバーもブリューに引っ張られ白熱したグルーブが生まれています。
音がクリア過ぎないのも絶妙なライブ感に貢献しています（Earthboundのあの感じです）。

CD2はもう5回通しで聴いてしまいましたが、CD1も素晴らしいです。
「B'Boom」が楽しく聴けたのは初めてです。

こちらは超お薦めです。
生で観れたローマの人が嫉ましくなること請け合いです。

King Crimson in Rome 06/25/1996

Burning Shedから The Collectable King Crimson: Vol.5がなかなか届かないので寂しくなって1996年6月25日のローマ公演をDGM LIVE!でダウンロードしたら大当たりでした。

「The Sheltering Sky」を演っているのが珍しくて落としてみたのですが、「Indiscipline」がえらく良かったです。
ブリューが、ブラッフォードにこだわるのがよく分かります。
白熱した非常に格好良い演奏です。

サウンドボード録音ですが、全体にリミッターを掛け過ぎたような曲ごとにバランスの異なる音なのが少し残念です。
でも「Indiscipline」だけでも価格分の価値があります。
「21st Century Schizoid Man」も演っていてお得です。





そういえばブリューの80'sクリムゾン再結成案に、フリップがようやく日記で触れています。
ブリューとの温度差が若干気になります。

30mmねこ試し撮り

シグマの30mm/F1.4で試し撮りしました。






F1.4といえどもISO400でも夜間の室内でねこを撮るのは厳しいです。
これらは比較的まともに撮れていますが、F2.5あたりを切ると被写界深度はかなり浅く、F1.4では薄紙1枚くらいの深さしかないため、
10枚撮ってピントが狙った所に合っているものは1、2枚と、55mm/F1.8のマニュアルレンズで撮っていたときと大差ないヒット率です。
オートフォーカスになって気楽に撮れると喜んでいたのですが、
ピントがかなりシビアなので、低いF値のときはマニュアルで撮った方がいいのかな、と考えています。

シグマ30mmF1.4購入しました！ようやく！

シグマ 30mm F1.4を購入しました。
夕方以降、室内でくろすけを撮ると吉田の漫画のくまみたいに細かい造形が全く無くなるので、とにかく明るいレンズが欲しくて、
このレンズが発売されたときにはこれしかない！と思い幾星霜、
ようやく入手できました。


梱包を開けただけなのでまだこれからなのですが、
くろすけが嫌がる程これでもかとテストして、結果をアップできればと思います。






シグマ 30mm F1.4 EX DC/HSM

きみのカケラ最終巻

Amazonから最終巻が届きました。


連載中たまたま立ち読みした王女の演説の回で、コンビニでうっかり泣きそうになり、
それから単行本を買い始めました。

連載終盤は甚だ駆け足で、結局消化不良な部分を多々残したまま終わってしまったのですが、
単行本化にあたり作者が大幅に加筆し、この最終巻までの何巻かはほぼ書き下ろしと言える内容でした。
そのため最終巻までに何年も掛かり、話の重さも物凄く増して正直辛い巻もありましたが、
最後は見事に奇麗に終わらせてくれました。
シロに、そして物語に、こんなに美しい終わらせ方を用意してくれたことに感謝したいです。
ほんと途中しんどかったですから。
そしてもちろん、物語に対する責任を全うする執念（しかも原稿料は無し）にも敬意と感謝を表したいです。





この作者の他の作品と同じく重過ぎるお話で、また、コマ割りや台詞もごちゃごちゃしていて疲れるので、お薦めはしませんが、
機会があれば読んでみて下さい。


・・・帯には全巻BOXも発売するようなことが書かれていますがどこにも見当たりません。
　　　やめたのかな？