東シナ海のガス田開発に関する日本と中国の協議があった。
残念ながら協議は物別れというか、進展は無いようである。
中国は先日から日中の中間線付近(もちろん中国側)での天然ガスの生産を開始したようで、フレアでそのことを確認できた。また、プラットフォーム付近には護衛艦が待機しているという。
日本側は、そのガス田は日本側領海にも繋がっており、中国側の生産により日本の資源が吸い取られている可能性があると主張。中国側に地質構造データの開示を求めている。
中国のエネルギー事情は、今更言う必要もないくらい逼迫しており、アメリカ石油会社(Unocal)買収(結局は議会の反対で断念)や年中行事になった夏場の停電を見れば明らかである。なんとしても資源を確保したいと行動すること自体は自然である。
護衛艦まで出すのはやり過ぎと思うが、少なくとも中間線の自国側での採掘であるから、違法とはいえない。
日本は埋蔵量や生産量のデータではなく、地質構造のデータを要求しているのだから、中国側は開示すべきとしているが、果たしてそうだろうか。これらのデータはただで入手できるたぐいのものではないはず。それなりの時間とお金がかかったはず。
油田が繋がっていて自国の石油を吸い取られるとクウェートに侵攻したイラクの主張と今回の日本の主張にどれほどの違いがあるのだろうか。
そもそも資源開発は大きなリスクがありまた、資本投資も必要な事業のはず。人が掘り当てたフィールドにかんして、後から自分にも取り分があると主張しても、取り合ってもらえないのは当たり前だろう。
日本も中間線の日本側で早く採掘を始めればよいのであって、対抗策はそれ以外にないと思う。
中国が我が資源開発に躍起になるのは、資源が必要だからです。GDP1万ドルあたりの原油消費量は日本が1.20kL(世界一だろう)に対して、中国は8.23kLと7倍以上である。このエネルギー利用効率の低さこそが問題です。
東シナ海のガス田開発にかんする協議は局地戦(例えです。本当に戦争するわけではありません。念のため)として、大局的には日本の省エネ技術を中国に輸出する(原油価格が上がればあがるほど、省エネ技術の価値も上がる)ことが大事と思われる。
残念ながら協議は物別れというか、進展は無いようである。
中国は先日から日中の中間線付近(もちろん中国側)での天然ガスの生産を開始したようで、フレアでそのことを確認できた。また、プラットフォーム付近には護衛艦が待機しているという。
日本側は、そのガス田は日本側領海にも繋がっており、中国側の生産により日本の資源が吸い取られている可能性があると主張。中国側に地質構造データの開示を求めている。
中国のエネルギー事情は、今更言う必要もないくらい逼迫しており、アメリカ石油会社(Unocal)買収(結局は議会の反対で断念)や年中行事になった夏場の停電を見れば明らかである。なんとしても資源を確保したいと行動すること自体は自然である。
護衛艦まで出すのはやり過ぎと思うが、少なくとも中間線の自国側での採掘であるから、違法とはいえない。
日本は埋蔵量や生産量のデータではなく、地質構造のデータを要求しているのだから、中国側は開示すべきとしているが、果たしてそうだろうか。これらのデータはただで入手できるたぐいのものではないはず。それなりの時間とお金がかかったはず。
油田が繋がっていて自国の石油を吸い取られるとクウェートに侵攻したイラクの主張と今回の日本の主張にどれほどの違いがあるのだろうか。
そもそも資源開発は大きなリスクがありまた、資本投資も必要な事業のはず。人が掘り当てたフィールドにかんして、後から自分にも取り分があると主張しても、取り合ってもらえないのは当たり前だろう。
日本も中間線の日本側で早く採掘を始めればよいのであって、対抗策はそれ以外にないと思う。
中国が我が資源開発に躍起になるのは、資源が必要だからです。GDP1万ドルあたりの原油消費量は日本が1.20kL(世界一だろう)に対して、中国は8.23kLと7倍以上である。このエネルギー利用効率の低さこそが問題です。
東シナ海のガス田開発にかんする協議は局地戦(例えです。本当に戦争するわけではありません。念のため)として、大局的には日本の省エネ技術を中国に輸出する(原油価格が上がればあがるほど、省エネ技術の価値も上がる)ことが大事と思われる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます