昨日、浴室で水漏れが発生したので、工事をしてもらうために会社を休みました。
決して、ワールドカップの試合を見ていて寝不足だからではありません[元々、スポーツ放送には興味が無い]。
2時45分頃
別にサッカーを見たくって起きたわけではなく、何となくいつもより10数分早く目を覚ましたので、そのまま起きて母屋へ。
母屋に入ると何だか浴室から水が循環しているような音がするので、『ガス給湯器のスイッチはいつも切っているし、浴槽の自動保温設定は0時間にしているからおかしいな?』と思いながら浴室へ。
給湯機のスイッチは切れているけれど、何か機械的トラブルで浴槽の残り湯が循環しているのかと思い、浴槽を覗くけれど、循環している気配なし。
耳を澄まして音の出どころを探ると、蛇口(カラン)を取り付けている壁から聞こえて来るので、とりあえず、窓を開けて、まだ暗い外を覗くと、外壁に沿って水が流れ落ちています。
10年ほど前に、近所の野良猫が悪戯(飛び跳ねる際の足がかり)して口径の太い水道管の接合部分を外した時には、隣の畑の砂を流出させてしまい迷惑をかけたので、急いでポンプ用ブレーカー[我が家は井戸水]を切り、懐中電灯を取り出して、再び窓から様子を見たら・・・今回は(懐中電灯で見える範囲内ですが)乾いている畑の一部に水が浸透している程度なので、一安心。
再びポンプを動かして、懐中電灯をかざしてカベからの水漏れ状態を確認したら、給水管「水」「温水」のうち、「水」の方から噴出。
念のために蛇口をひねると水は出るので、『これは、とうとう管との接合部の緩みが強くなって、軽く外れてしまったんだ』と推測。だって、この浴室が完成した時から、「水」の周りにはクラックが走っており、「水」を使うたびにクラックに沿って壁にシミが広がっていたんだもん。
3時00分頃
家から1分程のところに「総合水道工事(上下水道の工事・ポンプの設置交換)」を謳っている会社があるので、着替えたのちに、ダメもとで尋ねてみる。
多くの方が思っているように会社は閉まっていました。
でも、この会社は、毎日ではありませんが、早朝3時ごろから電気がついているんです。
仕方なく家に戻るとタウンページを取り出して、見出しが「すい」になっているページを開くと・・・最初のページには「24時間・365日受付」と謳っているA業者の1面広告になっておりましたが、よく見ると、出張見積もり費用(約5千円)が発生すると小さく書いてあるので、保留。
次のページも1面広告で似たような内容のB業者。他にも地域最安値保証を謳っている業者など、数社を候補として挙げてどこにしようか思案。
結局、特に大きな理由なしで『クラシアン』に電話。
「状況説明」「電話番号」「住所」「氏名」などを伝えると、『地域担当センターから折り返しお電話を入れます』ということになって、電話はいったん切ることに。
3時30分頃
ポンプを止めている為に「ご飯」(お米を研いでいなかった)の用意ができないこともあり、居間に昼寝用布団を敷いて横になり『今日の午後にはやっておきたい仕事があったよな~』と考えていたら、クラシアンから電話が来た。
改めて状況説明をしたところ、「早くてお昼過ぎに伺えるかもしれません」と言うから、『もう少し早く・・・午前中は無理ですか?』と尋ねると、「こちらは夜間受付センターであり、業者もまだ営業していないので大まかなことしか連絡できません。もしよろしければ、5時から受付センターに引き継ぎますので、改めてその時間に電話を入れるというのはどうでしょうか?」と提案が返ってきた。
「土曜日に直してもらってもいいか」と半分自棄になっていたけれど、手配だけはチャンとしておかないとダメだと思い、その提案に乗ることに。
5時00分頃
約束通り、5時になったら電話が来た。
三度目の状況説明を行い、9時半から10時前の間に来てくれることが確定。
7時ごろ
LINEで『水漏れが発生。水道工事を頼んだので今日は休みたい』といった内容のメッセージを部下へ。
ほぼ同じ内容で上司(役員)にもLINE。但し、私としてはチャンと電話で話すのが常識と思っているので、始業時間前に電話を入れる旨も付け加えておく。
8時10分頃
上司が出勤して席に着く頃合いなので、会社に電話を入れる。
何時も「結果を先に言わずに、経緯から説明してください(それが常識でしょう)」というのが口癖の方なので、『先にLINEでお伝えしましたように・・・』と話し始めたら、「要は水漏れでしょう。説明はいいから、今日は休んでください」とちょっと怒り気味。
後で考えたら、この日の9時から開催される社内会議の基礎データを拾っていたのだと思います。
8時30分頃
『水道屋さんが来るまで暇だ~』と、テレビをつけてニュースを見ていたら・・・日本は負けたんですね。
で、サッカー以外のニュースはないか?とザッピングしていたら、水道屋さんから電話が入り、9時ごろに来てくれることに。
『9時に来てくれるのならば、水漏れ修理だからすぐに終わる?だったら会社に電話を入れて、午後出社にした方がいいかな?』という考えが頭をかすめたけれど、『工事が終わったからどうするか決めた方がいいよね。それよりもいい加減になっている部屋の掃除』と思い直して、玄関から浴室までの間だけ念入りに掃除を開始。
ふと、『今、手持ちの現金って?』と頭の中で数えたら・・・通勤定期券代としてもらっている約3万円+いざという時の予備費2万円=多分5万円
CMで「水のトラブル8千円」と宣伝していることから、勝手に材料費込みで2万円もあれば大丈夫だろうと思っていた。
→我が家は諸般の事情でネット接続が難しいので、水道工事に関する口コミ情報を調べることができません。
9時00分頃
キリが無いので一息入れようと時計を見たら、水道屋さんが来ると言っていた9時近く。
汗を拭いて部屋の窓から表を覗いたら、車が止まっているので、『もしかしたら』と思って慌てて外へ出てみたら、水道工事屋さんはお向かいの家のチャイムをちょうど押したところでした。
私から声を掛ける前に向こうが気が付いて「もしかして、水道工事の電話はそちら様からですか?」と聞いてきたので、『そうです』と答える。
出てきたお向かいさんには二人して謝って、さっそく我が家の浴室を見てもらうことに。
9時20分頃
途中のやり取りを省いて・・・凡そ確認が済み、「カラン[蛇口とシャワー]も大分錆びているし旧式だから交換したほうがいいですよ」ということで、カランを交換したうえでの工事見積額を聞いたら8万円だというのでビックリ( ゚Д゚)
→工事完了後に渡された料金明細書によれば、カラン自体は1万円
『手持ちの現金が無いよ~』といったら、「工事費は後で請求書が届くので、届いてから1週間をめどに支払ってくだされば結構です」ということだったので、ここで別の業者を手配したところで、どなるか不明だから工事を発注。
既存のカランを取り外しが始まったので、邪魔になってはいけないと思い『後はよろしくお願いしますね』と声を掛けて居間へ。
屋内の作業が終わり、「屋外の配管工事に移ります」と言って表に出て然程経たないうちに、水道工事屋さんが「相談があります」と言って再び家の中に。
水道工事屋さんの話しは・・・「通常は温水のパイプは(屋内から見た時に)左側なのに、なぜかここは浴室は右側の穴から持ってきています。できれば新たに穴を1個空けて配管をし直したい」とのこと。『穴をあけるのは構わないけれど、使わなくなった穴は?』『料金はいくらになるの?』と尋ねたら、「穴をあける作業が増えたので、工事費は9万3千960円なります。使わなくなった穴はコーキング材で塞ぎますが、その代金(材料費)は請求いたしません。」というので、工事変更することを了承。
穴をあける作業はうるさいだろうと思ったら、意外と静かでした。
10時30分頃
3時前に水漏れを発見してから色々あったけれど、配管工事等が済んだというので、ポンプのブレーカーを入れ、問題なく水やお湯が出ることを確認して、工事完了。
☆水道工事屋さんはこれと同じものを付けました☆
見積書等にサインをし、カランの説明書を受け取ったので、これで会社に行けると思ったら・・・「穴をふさぐために注入したコーキング材が固まるのに、2時間近くかかります。それまでは触らずにいて下さい」と注意説明があったので、『このまま出かけて、夜中に帰ってきたらコーキングがはがれていたら、再び工事だ!』と考えてしまい、会社に行くことは断念。
結局、コーキング材はうまく固まり、安心してお風呂に入ることができましたが、まさか9万円もかかるとは思っていませんでした。
でも、今日、会社で上司や同僚に昨日のことを報告したら、「そのくらいが相場だよ」と言われてしまいました。
最後に・・・ネットでクラシアンを検索すると「ぼったくり」みたいな書き込みが見受けられましたが、工事の内容は異なっていても、他の業者で浴室の水回り工事を行っていた上司や同僚が「それくらいが相場だよ」と言っていることを考えると、「ぼったくり」というのは根拠のないデマのような気がいたします。
【追記】2018-7-17
請求書は5日付で発行され、6日に郵便で到着。
色々あって、17日のお昼過ぎに請求書の封を開けたら、支払期限が18日になっていました