先に別件で書いたが、1月24日に宝登山のロウバイを見にハイキングをしてきた。
◎今回のルート
自宅→池袋駅[6:30]→(東武東上線)→寄居駅→(秩父鉄道)→野上駅[8:24]⇒萬福寺⇒登山口⇒天狗山分岐⇒御岳山?⇒天狗山分岐⇒野上峠⇒林道分岐⇒宝登山登山口⇒宝登山山頂[昼食・西ロウバイ園・宝登山神社奥社]⇒ハイキング道分岐⇒宝登山神社⇒長瀞駅[13:15]⇒岩畳⇒長瀞駅[13:41]→(秩父鉄道)→寄居駅→(東武東上線)→池袋駅[15:32](この後はチョット別の用事でブラブラしていたので、帰宅は23:00)
【「⇒」が徒歩部分】
◎所要時間
池袋駅を起終点と考えると、約9時間
徒歩区間の「野上駅」-「宝登山」-「長瀞駅(岩畳に行く前)」で見ると、休憩(昼食)込みで約5時間
◎今回のリュックサックの中身
・ヘッドランプ【★】
・毛糸の帽子【★】
・ソーラーチャージャー【★】
・登山用手袋
・お弁当(前日購入した「山菜おこわ」)
・チョコレート1枚
・タオル1本
・長袖のカーティガン1着
・レインコート(上下)
・ゲーター[ショートスパッツ]
・スティック2本(リュックサックからはみ出すので分解した。)
・簡易装着のアイゼン1組
・ペンシル型の懐中電灯1個
・コンパス1個
・「長瀞町観光協会」HPからダウンロードしたハイキングマップ
★は「初日の出」を見るために購入した装備。初日の出は見に行かなかったので、今回が初使用となった。
では、いつもの様に「自宅」から書き始めます。
登山口までの経緯に興味が無い方は、読み飛ばしてください。
4:30 出発
いつもよりも早め(3:50)にセットした目覚ましで起床し、急いで前日購入しておいたお弁当の1つ(お赤飯)を食べた後、戸締り確認をしていたら・・・ドアの1つがうまく閉まらずに時間を食ってしまい、やっと出かける用意が出来たから外に出ると、野良猫が餌をねだって来たので・・・結局、家を出たのは4:30頃となってしまいました。
乗る予定の電車は毎回書いている最寄駅5:11発なので、間に合うのかが心配。
意外と寒いのでリュックサックから「毛糸の帽子」「登山用手袋」「ヘッドランプ」を取り出して使用する。
時間も無いし、お弁当は持っているから、自宅近くのコンビニはスルーして先を急ぐと、少し先の脇道から高校生らしき男の子6人が出てきて、横断歩道を渡って私の方に歩いてくる。割と広い歩道なので5人目までは何事もなく擦違ったが、6人目が無言で私の真ん前に。それをよけようとすると付いてくる・・・「オヤジ狩り」を危惧したが、一応『どうしましたか?』と声を掛けてみたら、「ヘッドランプ・・・赤色ですよね」との事。使用説明書に「街中を歩くときには赤色モード」と書いてあった気がするのでその通りにしたのだと説明したら何事もなく終わる。これは後の伏線だったのだろうか?
この後、特段のトラブルもなく5:05に最寄駅到着。35分で歩けてラッキー。
5:11 始発電車に乗車
ここの所、何度も乗車している始発電車に乗車。
高尾山に行く時には6号車に乗車してJR中野駅での乗り換えをスムーズにしているが、今日は乗換駅が異なる(いつもの通勤経路)ので8号車後方に乗車。
10分後に、いつもの様に第1回目の乗り換え。
5:55 2回目の乗換駅に到着
予定通りに2回目の乗換駅に到着。
日頃の癖で、階段を使う迂回ルートで少し離れた駅に移動しようとしたら・・・個室へ直行する事となった。
待つことなく個室には入れたが、なかなか個室から出られない。
リュックからタイムスケジュール表を取り出して確認したら、6:01の電車に乗り、池袋6:30発/野上駅8:24着の予定なのに・・・既に6:05!
頭の中で「此処から池袋駅までの所要時間は15分は掛からないから、たぶん池袋では予定した電車に乗れる」「乗り遅れた時の予定でも十分間に合う[池袋6:45発/野上駅8:42着]」と考えて自分を落ち着かせたのち、スマホで野上駅までの乗り換えルートを検索したら、6:11の電車に乗れば間に合う。
安心したせいなのか、これで個室を出ることが出来た。
6:30 東武東上線「池袋」
予定修正した6:11には余裕で乗れたのだけど、池袋駅での乗り換えを短時間で済ませようと先頭車両を目指してホームを縦断していたので、あわてて2両目に飛び乗る。
でも、そのおかげで6:27に寄居までの乗車券890円を購入して「快速急行 小川町」行きに無事乗車。
切符の領収書
小川町駅(終点)まで約1時間かかるので「ゆっくり眠れる」と悠著に構えていたら、いつの間にか秩父の山並みが見え出し、富士山がハッキリと見えて来たので、急いで撮影。
☆位置的には東松山駅の手前
7:36 小川町
小川町駅に到着すると、ホームの反対側に「ワンマン」と書かれた3両編成の「寄居」行きが待っていた。
『なんか急にローカルな路線になったな~』と思っていたら、「小川町-寄居」は単線区間。数年前に母が遠方の救急病院に担ぎ込まれたときに東武野田線を使い、同線が途中から単線になっているのは知っていたけれど、東武東上線も単線区間が有るのにはビックリ!
8:11 寄居
東武電車は擦違い待ちを1回行っただけで7:53に寄居駅へ到着。
パスモやスイカで乗車してきた方に対する清算方法のアナウンスがあったけれど、私は切符なので関係なし。
☆秩父鉄道側から見たら東武との連絡通路
改札で切符を駅員へ渡して一旦出場した上で、「秩父鉄道用ですよ」と丁寧に案内が書かれた券売機で「野上駅」までの切符440円を購入。
#追記 2015/6#
この時には調査不足で券売機で切符を購入いたしましたが、
帰りも寄居駅から東武東上線に乗って帰るのであれば、
券売機横にある窓口で『ながとろ満喫キップ』¥890を
購入した方が得です。
【秩父鉄道】
http://www.chichibu-railway.co.jp/info2012/130930-1/
#追記 終了#
入場する時は駅係員に切符を形式的に見せるだけでok。自動改札も入鋏もナシ。
駅務室脇の観光案内等掲示板には、西ロウバイ園の開花状況は「満開」と掲示されているので、宝登山に登ってロウバイを見るのが楽しみです。
秩父鉄道のホームへ降りようとすると、駅務係の「桜沢みなの」チャンが階段脇で私たち乗客に微笑んでいます。
東武電車の中では進行方向の関係で日の光が車内の奥まで差し込みませんでしたが、寄居駅では太陽が見えているので、ソーラーチャージャーをリュックに取り付ける。
ホーム待合室は満杯だし、立ち食いソバ(うどん?)も客で埋まっているから、リュック(ソーラーチャージャー)を太陽に向けながら少し寒いホームで約15分待つ。
#追記#
ホームの有った立ち食いそば屋さんは閉店しました。
#追記 終了#
到着した「三峰口」行きに乗車し、車内でも座席に置いたリュック(に取り付けたソーラーチャージャー)に日が当たる様に向きや位置を何度も調節。
秩父鉄道には、小学生の時に叔母がキャンプに誘ってくれて「お花畑-浦山口」間を乗っただけだったので、数10年ぶりの乗車です。
そうそう、寄居駅にはJR八高線も乗り入れているのですが・・・「高麗川-高崎」は非電化区間なので、久しぶりに気動車を見る。
8:24 野上駅
野上駅は寄居駅から3つ目。
構内踏切を渡って反対ホームにある改札へ行き、切符は備え付けの切符回収箱に投かん。
駅を出て右手に観光案内板とトイレがあるので、用のある方はそちらへ。
私も一応、観光案内版を撮影して道を確認。
8:29 ハイキング開始
観光案内板を見て理解しましたが、長瀞アルプスへは駅を出てそのまま真っ直ぐに歩いて行けば良いです。
確かに同じ電車に乗った来た人の半数は、観光案内板を見ずにまっすぐ歩き出しておりました。でも、数名は違う方向へ歩き出しておりますので、やはり確認は怠らない方が良いですね。
歩き始めると、すぐに交差点が見え、その交差点の手前に道標があります。
[交差点手前の道路右手(民家の塀沿い)にある道標]
交差点を渡ったところにも案内板が掲示されています。
[交差点]
★意外と交通量が多かった。赤信号で横断するのは危険。
☆「長瀞アルプス」は写真奥の道を進めばよい。
[交差点を渡った先にある案内図]
8:33 落合眼科医院前
交差点を渡った後、更に歩を進めると「落合眼科医院」の手前に道標があります。
ここで「萬福寺」方向に進むのが通常ルート。
ですが、別の方のブログや、「長瀞アルプス」で出会った方々からのアドバイスに従うと「総持寺」方向へ進み、天狗山経由で「長瀞アルプス」に出てみるもの楽しいらしい。ただし、その場合には『神廻り』と書かれた道標を目印にする必要があり、迷いやすい分岐もあるとの事なのでそれなりの準備をするか経験者同行が必要ではないだろうか?
8:39 萬福寺(の脇を通過)
落合眼科医院の道標を過ぎ、しばらくすると、ホボ直線の道が続きます。
当初、先を歩く方々は道の左右に分かれておりましたが、途中から全員が左側を歩くので『ナゼ?』と思っていたら、左手に「萬福寺」が見えてきたためでした。
道を左に曲がり、萬福寺の塀に沿って歩きます。
これからの道のりでご加護を賜ろうと思い、萬福寺に寄る心算でしたが、まだ朝早すぎたのでしょうか?萬福寺は静かでしたので、心の中でお詣りをして歩を進めた。
8:40 登山口[野上側]
民家を数件通り過ぎると登山口休憩所があります。
私は一旦道の先を確認してから休憩所へ戻り服装と装備を整えることにしました。
当然、季節によって必要な装備は異なるが、スティックとゲーター[スパッツ]は用意しておいた方が良いと感じます。そして冬は手袋も必要ですね。
8:55 「長瀞アルプス」へ
野上駅で装備を整えて来たのか?他の方々がどんどん歩始める(追い抜いて行く)のを尻目に、軽いストレッチを行い、リュックサックの中の荷物の位置を直し、いざ「長瀞アルプス」へ