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Performance Engineering

1ZZ-FE 腰下完成

2013-08-25 11:07:12 | エンジン ZZ系
腰下完成。暑い。


コンロッド格好良いな。設計俺だしw純正より10g軽量で、ターボでも使える強度。重量合わせも0.1g以内でバッチリ。

今回はNAで仕上げるけど、ロッド換えとくとタービン付けても安心。過給圧頑張ると純正ピストンが棚落ちするかもね。棚落ちならブロック死なないので問題なし。コンロッドがいかれるとブロックに穴開いてエンジン全損。エンジンルームや補記類もオイルでドロドロになる。たとえテストでも壊したくない。


ピストンスライダー。手で押すだけでシリンダーに入っていく。傷が入ったり、リングのトラブルも無いので最高。楽だしw


コンロッドボルトをストレッチゲージ使って締め付けるので、通常とは異なる手順での組み付け。


クランク載せて


キャップ締め付け。ロワーブロック組むとストレッチゲージが入らないからこの順序。


ブロックも合わせて空転トルク確認。OH前に80cm・kg@60rpmだったのが50cm・kg@60rpmに。エンジンで一番フリクションが大きいのがリング-シリンダー間の摺動抵抗。きちんと組むと結構変わる。当然、体感レベルでスムーズになる。

参考までに純正のピストン&ロッドASSY重量:
1.854.5g
2.854.5g
3.853.6g
4.850.9g
ASSY重量差3.6g、ピストン重量差2.7g、ロッド重量差2.0g

最近のエンジンは重量精度が良いとか言ってる人、こんなもんだよ。

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