阪神・淡路大震災から12年目の今日の新聞に、「正常性バイアス」という記事がありました。
相模湾沖で大噴火する伊豆大島の三原山。津波の予兆である「引き波」を、逃げもせずただぼんやりと眺めている人達・・・(これは例えですが) 先日の千島列島沖の大地震の時、津波警報に引きつづき「避難勧告」が出ても、実際に避難した人は2~3パーセントに過ぎませんでした。
「正常性バイアス」とは、このような異常を知らせる情報に接しても「大したことはない」と解釈してしまう性質を示す心理学用語だそうです。
まさか自分のところまでは・・とか、まさか自分がそんな危険に遇うなんて・・とか思うことがよくありますが、時に判断を鈍らせ、重大な結果を招きかねない「危険を無視したり甘く見る心理」につて、十分心しなければなりませ。逃げ遅れる原因にならないために!