昨日、宮崎の口蹄疫感染疑いの最後(?)の種牛6頭が殺処分され埋却されたという新聞記事を今朝読みました。
トラックで2頭ずつ3回に分けて町内の共同埋却地に運ばれ、獣医師が注射をして殺処分した。
所有者の薦田(コモタ)さんは「助けてあげられなくて、ごめん」といって涙を流したそうです。
今までにこの問題で20万頭とも30万頭ともいわれる牛が処分されています。法の定めとはいえ、同じ仲間が感染しただけで、近くにいた未感染の牛まで殺処分されます。
いずれ、食肉として場に送られる運命にあるとはいえ、このように殺処分されるのは牛本人にとっても不本意でしょうし、何よりも手塩にかけて育ててきた畜産農家にとってもやりきれない思いでありましょう。
私も、このような報道を見るたびに哀切の念を禁じることが出来ません。