今日はひな祭りです。間もなくあの3・11から一年が経ちます。被災者はどんな気持ちで一年を過ごしたのでしょうか
詩人の吉野弘さんに「一枚の写真」という詩がある。
幼い姉妹が雛飾りの前でおめかしをして座っている
”この写真のシャッターを押したのは/ 多分お父様だけど/
お父様の指に指を重ねて/ 同時にシャッターを押したものがいる/
その名は「幸福」(しあわせ)・・・・かけがえのない記録
震災で肉親を亡くしせめて思い出だけでもとかけがえのない家族のアルバムを探している人の姿がいまもあるといいます。
写真は家内がパッチワークで作った手作りのお雛様です。ひなあられとお菓子は本物です。