とうさんのつれつれ日記

日ごろの生活の中で気が付いたことを日記風に書き残します。

負けてはいけない一戦

2006-03-25 23:01:01 | つれつれ日記
今朝の新聞で、こんな記事を読んだ。
勝ったところで、自分には何の意味もない。そういう勝負に手を抜くことは、その道を冒涜し、自らの誇りをも深く傷つける。
将棋の米長永世棋聖も言っている「一番大切な対局、これだけは負けられない勝負というものは、何だろう。タイトル戦でも昇段のかかる一局でもない。自分の勝敗にはあまり関係ないが、相手にとってはこの上なく重い意味を持つ一局であるとき、そういう勝負こそ、全身全霊を傾けて勝たなくてはならない。」

米国が、準決勝をかけて臨んだWBC2次リーグのメキシコ戦。メキシコは勝っても準決勝に進出出来ないのに、気迫あふれるプレーで米国を圧倒した。メキシコの奮闘によって日本が4強に進出し、そして優勝した。

メキシコに感謝してのお礼の声が、在日メキシコ大使館に続々寄せられているという。世界一に道を開いてくれた恩義以上に、競技者の精神に一本通った筋金を見ることが出来た。

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6 コメント

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Unknown (めぐんです)
2006-03-26 17:52:55
大きな意味のあるWBCでしたね。

優勝した事も勿論ですが

それに付随した一つ一つにドラマがありました。

野球がベースボールに勝ったと言うことも

そのうちの一つだと思います。
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Unknown (とうさん)
2006-03-26 22:13:51
めぐんちゃん、コメント有難うございました。

まさか、まさか、のうちに優勝しましたが、いろいろなドラマといろいろな教訓を残してくれました。

週刊誌によりますと、準決勝に行く前に、いろいろなエピソードが隠されているのを知りました。
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全身全霊 (サッチー)
2006-03-26 22:42:57
とうさん、今日のブログを読ませていただいてとうさんの鋭く深い思考に感激いたしました。私はそこまで考えてはいませんでした。将棋の世界でも囲碁でも、スポーツ全般でもあらゆる世界においてこの「全身全霊」で打ち込むことの尊さを時として忘れます。忘れかけていた「全身全霊を傾けて」の気持ちを持ち続けることの大切さを思わしめられました。

「馬酔木」の花でしょうか?きれいですね。
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Unknown (うっちゃん)
2006-03-26 23:30:27
人生の達人と言われる人達の言葉は心に沁みます   特に直ぐ音を上げる自分には答えます 自分に厳しくと言う事ですね!

他人に厳しく自分に優しい私・・・反省します ん・・・出来るかな”””
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Unknown (とうさん)
2006-03-27 22:34:28
サッチーさん、過分なコメント有難うございます。新聞の記事に感銘して書きましたが、自分が出来ているかどうか、あやしいものです。

昨日の大相撲は、この道に外れていましたね。
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Unknown (とうさん)
2006-03-27 22:38:04
うっちゃん、コメント有難うございます。

なかなか、人生の達人にはなれそうもありません。他人に優しく(しようと思っていますが・・・)、自分にも優しい自分がここにいます。
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