舛添都知事 内部資料 流出 https://youtu.be/4jT3m6GRig4
天皇、皇后両陛下は19日、熊本地震の被災地に入り、特に被害の大きかった熊本県南阿蘇村や益城(ましき)町などで被害状況を視察したほか、避難生活を送る人々を見舞われた、両陛下は正午過ぎ、羽田空港発の特別機で熊本空港に到着。自衛隊のヘリに乗り換えて南阿蘇村に向かい、阿蘇大橋の崩落現場や東海大の学生が死亡したアパートを上空から見て回られた、午後2時過ぎには、同村の南阿蘇中学校の避難所を訪問。両陛下は床にひざを落とし、被災者に目線を合わせて「お体は大丈夫ですか」「つらかったでしょうね」などと声をかけられた、両陛下はその後、再びヘリで西原村や熊本市内東部の被災状況を視察され、益城町の益城中央小学校の避難所へ。ここでも、被災者一人ひとりの話にじっくりと耳を傾け、避難生活を気遣われた。皇后さまが、耳の不自由な女性に「元気でね」などと手話で語りかけられる場面もあった
今回の熊本地震は、安倍政権が発足してから最も大きな地震災害となった。菅氏が官邸に入った直後、安倍首相も会合先から官邸に舞い戻り、記者団の取材に対し「状況の把握に全力を尽くす」などと応じた、首相は官邸に戻る間、被害状況の把握や災害応急対策、国民への正確な情報提供などを関係省庁に指示。発生から約1時間半後には関係閣僚や防災担当者が官邸に集まり、最初の非常対策会議を開催した、16日未明に起きた本震でも、菅氏は猛ダッシュこそしなかったものの、発生直後に官邸入りして記者会見を行い、公邸に宿泊していた首相もすぐに官邸へ移動し指揮をとった、首相の行動力は被災地への視察でも表れた。当初は16日に熊本入りする予定だったあ、同日未明の本震で中止となった。それでも首相は被災地視察への意気込みを持ち続け、1週間後の23日に自衛隊機で熊本入り。ヘリコプターで上空から南阿蘇村の土砂崩れ現場を視察したり、特に被害が大きかった益城町の避難所を訪れて被災者を激励するなどした、このうち益城町の避難所となっていた保育園では、疲れた表情を見せる高齢の被災者の前に正座して話を聞いたり、子供連れの若い夫婦を激励。さらに、園庭では多くの避難者から記念撮影を求められると、それぞれに応じ、スマートフォンを渡された首相秘書官がカメラマン役を務める姿もみられた、被災者が置かれた状況は困難だが、このときばかりはちょっとした“祭り”のようで笑顔も見られ、地震発生以来の疲れを一時的にでも忘れることができたようだ、益城町で記者団の取材に応じた首相は、熊本地震の激甚災害指定を明言。帰京後も被災者の便宜を図る特定非常災害への指定や、復興に向けた補正予算の成立など矢継ぎ早に対策を進めている