暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

年収の壁を考える❔

2024-02-11 04:18:37 | 暮らしの中で


『年収の壁』『年収130万→200万円』にすれば、子供が【奨学金300万円】を背負わなくても良くなる・・将来の年金額も含めたメリット・・

年収130万円未満と年収200万円の差とは・・・年収130万円であれば少しの税金は負担しなければならないものの、社会保険については配偶者の扶養として、
社会保険料の負担はなく、つまり、年収130万円のほとんどが手取りとなります。
これに対して年収200万円では、配偶者の税金面においてわずかに配偶者特別控除3万円(配偶者の合計が900万円いかの場合)受けられるものの、
扶養による効果はほぼないと思ってよし、当然ながら年収130万円以上なので社会保険料の負担も発生します。

年収200万円にかかる税金と社会保険料・・・年収200万円から天引きされる税金と社会保険料を計算すると、計算条件は、標準報酬月額16万円・・
40歳・社会保険料控除と基礎控除以外の所得控除は無いものとします・・・・
               社会保険料・・(健康保険料9456円+厚生年金保険料1万4640円)×12ケ月=28万9152円
税金・所得税・年収200万円―給与所得控除68万円-(社会保険料控除28万9152円+基礎控除43万円)×住民税率10%+均等割5000円=6万5000円
合計・・・28万9152円+2万7500円+6万5000381652円・・年収200万円から約40万円天引きありで、手取りは160万円程になります。

例えば・・40歳から年収200万円となって社会保険に加入して50歳迄継続した場合、将来の年金受給額は月8600円増える計算となっており、
20年で1万7300円、3年で2万5900円です。老後生活において、月2万円多く年金を受給できるのか、できないのかは大きな違いです。

年収200万円で10年働いた場合の貯蓄額は・・・年収130万円と年収200万円との差額を全部貯蓄に回せたとします。年収200万円の手取りは
約160万円だったので、順調にいけば10年間で300万円の貯蓄が出来る計算になり、少学入学を機に始めれば、子供の進学費用にすることが
出来るのではないでしょうか‥それによって、こどもは300万円の奨学金負担を免れることができるでしょう。
年収130万円を年収200万円にすれば、手取りが約30万円増えます。年収200万円を10年続ければ年金受給額が月1万アップし、10年で300万円
貯蓄することも可能になるので、今後の働き方を検討している人は参考にしてください・・・

追伸‥2024年10月からの社会保険改正に該当する会社で年収130万円のまま働いたとした場合10月以降は、以下の社会保険料が給料から天引き!
           健康保険料6501円・・厚生年金保険料1万65円・・合計1万6566円・・年間19万8792円・・・
このほか、社会保険加入まえから天引きされている人が多いと思いますが、『雇用保険料が月600円』あります。十分確認をしましょう。

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