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パ-トの社会保険加入基準はどう変わったか❔・・・加入したほうがいいのか?
2022年9月までは、パ-トとして働く方が厚生年金に加入する基準は以下の通りでした・・パ-トを除く従業員500人を超える場合。
週の所定労働時間が20時間以上・・・雇用期間が1年以上見込まれる・・・賃金の月額が8万8000円以上・・・学生でない・・
500人以下の会社でも労使合意があれば加入は可能でした(任意適用事業所)・・・・
2024年10月からは開始の基準である【従業員が常時100人超える】が【従業員50人を超える】に拡大される予定であり、今後もパートの
厚生年金加入者が増えると予想されます・・・
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厚生年金加入によるメリットは?・・・・
加入のメリットは将来の年金が充実することです‥国民年金に加入しているだけだと、将来受け取れる年金は老齢基礎年金のみでした、
しかしながら、厚生年金加入後は老齢基礎年金に老齢厚生年金が上乗せされることになります。・・
また障害がある状態になった場合、障害基礎年金に加えて障害厚生年金を受け取れることや、万一、亡くなった場合、遺族厚生年金を
受け取れることなどがあげられます・・
厚生労働省ホ-ムペイジにはモデルケ-スでの保険料負担額と将来の受け取り年金額の概算が示されており、月収8万8000円の方が1年、
20年、40年間働いた場合の保険料負担額と年金額が表に、40年働いた場合については概算図としてしめされています・・・
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概算図からは、自身ので国民年金に加入した年金保険料を1万6000円(実際の金額は1万6520円・令和5年)を負担している人が、
厚生年金に加入すると、年金保険料の本人負担は8000円に減る一方で、将来受け取れる老齢厚生年金は約1万9000円上乗せのされることが
わかります・・なお、配偶者の扶養に入っている方は(夫が厚生年金に加入・会社員の妻など)第3号被保険者と呼ばれ保険料は支払なしです。
しかしながら厚生年金への加入基準が変わって、基準を満たすようになると、自身で厚生年金に加入せねばならず、毎月の保険料が・・
約8000円発生するが、この場合も、将来受け取る老齢年金として約1万9000円上乗せされることがわかります。
今回の基準変更によりり【協会けんぽ】【健康保険組合】に加入すると、病気やケガ、出産など仕事休みの場合、傷病手当や出産手当等
賃金の3分の2程度の給付を受け取れます・・・なお、厚生年金保険料同様に、会社員である配偶者の加入している健康保険に扶養として
入った場合,、第3号被保険者となる本人の健康保険料の負担はなかったと思います・・・しかし・・
健康保険に加入すれば自身で保険料を負担することになる点は承知おきください・・・これまで夫の社会保険上の扶養の範囲内で働いていた
パ-トの妻が社会保険加入基準の変更によって扶養から外れた場合、目先の保険料負担が増え、釈然としない部分もあるかもしれない?・・
将来の厚生年金として基礎年金に上乗せされることは歓迎されることでしょう・・・いずれにせよ適用拡大により、将来の年金額が
増えるため、自分のライフプランを立てやすくなるかと思います・・・